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JM「え…A。」
MN「あ、ジ、ジミン！！ すっごい久しぶり！！ それで すっごい場面で再会しちゃったなぁ！！」
JM「何処から…いつから…居たの？」
「…｡」
MN「…｡まー あの人が送ってくれないの？って言ってジミンが勝手についてきたんだから自分で帰って下さいってとこら辺からだね…｡」
「…｡」
JM「じゃあ…その…」
MN「まー…あれだね…ジミンは男だしね…みんな誰しも色んな過去あるのかな…？私はちょっとわからんけど…」
「…私も…私もわかんないわ…」
それだけ言うと思いっきり走ってた
この場に居たくなくて兎に角早く部屋に帰りたくて必死に走った
途中の信号が点滅してて それも走りきった
エレベーターは私達が使ったあとのままだったのか１階に来てたから扉を開けて飛び乗って部屋まで帰った
ミナにアイス預けたままで帰って来ちゃったけど まぁいいや
ジミンくんの過去なんか知りたくもないし あんな濃厚なキスを誰かとしてるのなんて見たくもなかったし 走り出した私に大声で呼び止めようとした声まで好きだと思ってしまった自分を知りたくも無かった…
大好き…
苦しい…
悔しい…
大好き…
止まらない涙を何度も何度も拭い さっきの光景も拭いたいのに 頭から離れてくれない…
チャイムが鳴りインターホンのディスプレイを見るとミナが眉尻を下げてた
鍵だけ開けるとドアを開けミナが入ってきてカギをかけようとしたら強い力で押されてジミンくんも入って来た
「勝手に入って来ないでよ！！」
JM「言い訳しに来た。」
そう言って俯いてた
MN「ごめん。断りきれなかった。私 お風呂入るから…｡ジミン 上がれば？」
「ちょっと！！私の家なんだけど！！」
MN「…｡じゃあ このまま私はあんたが泣き続けるのを1晩中慰めなきゃなんないの？嫌なんだけど。」
「…｡別に1晩中泣かないし。泣くような事でもないし…｡」
MN「ははっ その顔で泣いてないとか言わないでよ。てか走ってく時には泣いちゃってたじゃん！」
「は？泣いてないから！」
MN「全く 可愛くないなぁ。アイス溶けるから冷凍庫入れとくよ！ジミン この可愛くないのは気にしないで早く上がんな！こんなの今に始まった事じゃないから！」
「だから ココ私の家！！何でミナが決めるのよ！！」
MN「ね？可愛くないでしょ？こんなの好きなの？ジミン。やめとけば？ふふっ」
JM「ふふっ ごめん。無理。めっちゃ可愛いんだよ。今の会話も含めて全部。」
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作者名：400 | 作成日時：2022年9月21日 12時
