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18。。。 ページ18

朝起きて顔を洗って朝食を済ませ身支度を整える。
いつものルーティン…。
いつもと違うのはこのルーティンの途中でなったカトクの通知を知らせる振動とランプの点滅…。

スマホを開けると昨夜から始まったトークルームには急にお邪魔しちゃった謝罪に明日も仕事頑張ろうの文字に一日の終わりを告げる挨拶。
そして今 届いたばかりの一日の始まりを告げる挨拶に一日頑張ろうの文字と赤いハート型の顔をしたヘンテコなキャラクターのスタンプがガッツポーズしてる。


「ふふっ」


自然と笑みが浮かぶ。
サクサク返信を済ませ化粧のチェック。
今日のアクセサリーはゴールドで髪を纏めたクリップとゴールドの細いチェーンに小さなパールのネックレス 2cm位細く垂れたゴールドのピアスの先で揺れる小さなパール
それだけ付けてバッグにスマホを入れ鍵を持ち部屋を出る。鍵をかけ駅まで向かおうとエントランスを出た所でカトクの通知


こちらも昨日の寝る前から始まったトークルームを開くと
朝の挨拶に”ちょっと待って!”の文字
部屋を出た事に気付かれててまた少し笑みが浮かぶ


「ふふっ」


ただの同級生って顔をして動揺を悟られないように気持ちを整えながら彼が降りてくるエレベーターを見つめながら待つとドアが開き満面の笑みで現れた私の憧れだった彼
やっぱり背筋がピンと伸び姿勢よくこちらに向かってくる姿は朝から眩しい
センスのいい淡いブラウンのスーツにベージュ×紺×ブラウンのネクタイを合わせ昨日のサラサラの黒髪はサイドで分け前髪を上げてセットされデキる男だというオーラを放っている
素敵だ…。

見惚れていない風を装い笑顔で答え何食わぬ顔で挨拶する

「おはよ〜♪」

JM「おはよ♪待たせてごめんね?ありがとう。」

朝からあざとい笑顔に目がくらみそうです…

「うん。大丈夫。」

そう言いながら自然と歩き始める。

JM「そのパンツスーツいいね。ダークグリーンもいい色♪ゴールドとパールで纏めたアクセサリーとも合ってる。」

「え、あ、ありがとう///」

せっかくの ただの同級生武装が簡単に崩れてしまう…

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作者名:400 | 作成日時:2022年9月21日 12時

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