5 ページ5
『ねぇ！無視すんなって！』
ちょっと語尾が強くなってきた
怖くなって
「ごめんなさい。彼氏 待ってるから…」
って言うと
『こんな可愛い彼女待たせる彼氏なんかやめて俺と飯行こって♪てか 声まで可愛いね？やっぱりタイプだわ♪』
あぁ やっぱり返事するんじゃなかった…
腕は離して貰えないし 余計に喋ってくるようになった
これはダメだと歩き始めようとしても腕は掴んで離さない…
「離してください！」
って言いながら必死でオッパのお店に向かった
私は掴まれた腕を振り払いたくて もう片方の手で外そうとしながらも なんとかお店まで辿り着いた
お店のカウンターにはオッパと ソヒさんと あの女の子と 男の子が1人いた
他にも店内を掃除してる男の子や女の子が何人かいた
ソヒさんが最初に気付いて凄く驚きながら
SH「Aちゃん!!」
その声でオッパが顔を上げると 今まで見たこともない様な怖い顔でお店から飛び出して来て 私の腕を掴んでいた男の手を払い除けた
JN「何してんだっ!!」
オッパは私を自分の後ろに隠した
私もオッパの背中のシャツに捕まり隠れた
『何だよ!!』
男が怒鳴ってオッパに近付いて来た時に
JN「この子に触るなっ!!」
って更に怒鳴った
するとお店の中から男の子がスマホ片手に
『もしもし 警察ですか？ 今ですね 店の前で女の子を無理矢理…』
って話しながら出てきた
それを聞いた男は慌てて何も言わず逃げ去って行った
JN「A!!大丈夫?!」
オッパは振り返り私を一度抱きしめて両肩を掴んで顔を覗き込んだ
私は怖くて手が少し震えていて そのままオッパの胸に飛び込んだ
「うん…。大丈夫…。」
男の子が
『ヒョン とりあえず 中に…』
JN「うん。ありがとう。A おいで。」
肩を抱かれお店の中に入るとソヒさんが駆け寄ってきて抱きしめてくれた
SH「大丈夫？ケガとかは？腕！腕は大丈夫？」
オッパが私のジャケットの袖を捲ると少し赤くなっていた
冷やしたタオルをすぐにソヒさんが持ってきてくれて冷やしながらスタッフルームに入りソファーに座らせてくれた
男の子がホットミルクティーを入れてくれた
「…ありがとう」
って言うとニッコリ微笑んで部屋を出て行った
SH「こっちはいいから」
ってソヒさんも出て行ってオッパと二人になった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 333人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
400(プロフ) - キャベツさん» いつも嬉しいコメントありがとうございます✨少しでも楽しんで頂けたなら良かったです。早くジンくんのあの窓拭き聞きたいですね。新作更新しましたので もし宜しければ来て貰えたら嬉しいです♪ (2023年2月6日 10時) (
レス) id: 7fcf886343 (このIDを非表示/違反報告)
キャベツ(プロフ) - 時々でてきてすいません。今回もステキなジンくんがみられて本当毎回楽しく読ませていただきました〜。私もジンくんに会いたいひとりです❤️次回作また待っています。ありがとうございました。 (2023年2月5日 20時) (レス) @page18 id: 16a26e8c98 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：400 | 作成日時：2023年2月1日 15時
