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何となく黒いマグカップは使って欲しくなくて揃ってない白いマグカップを2つ出した
1つに私の分だけ入れてソファーに座ってクッションを抱きながら珈琲をひと口飲む
まぁ 居るよね…
でも取ってあるって…
戻って来るってこと？
戻ってきて欲しいってこと？
片方は使ってるんだもんね…
他にもあるのに…
彼女でも無いんだから イライラしたり モヤモヤしたりなんて おかしいんだと思うけど めっちゃモヤモヤする…
イライラもする…
居候でお世話になる癖に悪態はつけないので我慢します
だけど、だけど！
…なんか…ムカつく…
ユンギさんが戻ってくると
SG「A ジウォン また熱が上がり始めたらしいわ…。仕事はお前も行けないだろうし あの弁護士が会社に連絡してくれてジウォンの事も話してくれる事になったから。」
「あ…そっか…。上司に連絡してくれるなら 経営管理本部長のソ ヒョンチョルに連絡してもらえる方がいいかも…。ジウォンの事も伝えてもらえるとわかると思う。」
SG「そっか。じゃあカトクに入れる。経営管理本部長のソ ヒョンチョル部長だな？」
「うん。ありがとう。」
SG「うん。大丈夫。あと ヒョンも看病したいから明日と明後日は仕事休みにするって言ってくれてるから やっぱり明日は買い物に行こ！」
「…。うん。」
SG「…。あんまり外に出たくない？」
「…ううん。…行く。」
SG「…うん。…。」
「…。」
SG「…あ。珈琲？俺も入れよ。」
「…。」
SG「あれ？俺の分これ？」
「…うん。」
SG「カップも出してくれてたんだ ありがとう！」
「…うん。」
そう言ってユンギさんは珈琲片手に私の隣に座った
SG「とりあえず 着替えが先だよな。」
「うん。そうだね。」
SG「部屋だけど 俺の寝室の隣 使って。明日にでも片付ける。」
「うん。ありがとう。」
SG「もう こんな時間だから 明日は昼過ぎまで寝て それから適当に準備して買い物行けばいいかな？」
「うん。」
SG「…。A？どうした？何かあった？」
「…。ううん。別に…。何も無いよ。」
SG「何かあったら言っていいからな？言ってくれなきゃ わからないし。」
「…うん。」
SG「…んで？何？」
「…何でもない。」
言えるわけない…。
SG「…そっか…。」
「…。私 もう寝るね。」
珈琲を飲み干してキッチンへカップを持っていって洗って食器カゴに入れた
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作者名：400 | 作成日時：2022年11月24日 6時
