嘘つき130 ページ30
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あほの坂田side
Aに電話した後また飲んだうらたさんは、
もうベロンベロンで...
うらたさんの幼馴染みのAの家に泊めて貰う。
「チビは嫌?」
見てしまった。
Aがうらたさんを押し倒している。
まぁ、実際はバランスを崩してしまったようだが。
「どうでもいい訳ねぇだろ」
そう言ってグッと背中を引くうらたさん。
瞬間、リビングのドアの裏に隠れる。
顔が熱い。
きっと真っ赤なのだろう。
それと同時に、ドク、ドクと早くなる鼓動。
早くなるにつれ、キュウゥと痛くなる。
だから言ったじゃん。うらたさん。
ほんと、もう、手遅れなんだよ...。
──────
貴方side
何とか渉から脱出し、立ち上がる。
貴『好きな人と僕を重ねないでくれない?
僕はさかたん呼んでくるから、
渉はちゃんとお風呂入って。』
そう言って玄関に向かって歩き出す。
う「重ねてなんかないのに...
Aが...好きなのに...」
そんな言葉なんかに気付きもしないで。
──────
貴『さかたーん?
ごめーん。上がっていいよー。』
あれから5分ぐらい玄関で待ってる、
なんて想像したら、可愛くてにやけてくる。
なのに、さかたんはリビング前の廊下に来ていて。
貴『...( ˙-˙ )
まぁ、上がりたまえ。』
坂「あ、あぁっ う、うんっ!」
心做しか、顔が赤い気がする。
貴『さかたんも結構飲んだ?
顔赤いよ?』
そう聞くと、動揺しながら、
坂「ああ、飲み過ぎたかなっ?!」
何ていう。
リビングに行くと、渉の姿は無くなっていて、
お風呂からジャーとシャワーの流れる音が聞こえてくる。
貴『渉が上がったら、さかたん入ってね。』
坂「わ、分かった。」
さかたんは物分りが良くていいわ。
暫く携帯を弄っていたら、ポテポテ、と足音が聞こえる。
貴『ん。渉上がったからさかたん入ってきなー。』
坂「行ってきマッスル←」
え?服は?って?
...いや、僕女物の服とか持ってないよ?←
え、パンツ?
いや、流石に買ってきたっしょw
...うん。
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冬花(とうか)(プロフ) - ゆきさん» YouTuberのほうも楽しみですニヤニヤ (2017年2月25日 0時) (レス) id: c33393fcb9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 冬花(とうか)さん» ご心配ありがとうございます!もうだいぶ良くはなってきたので、これから更新頑張りたいと思います!もちろんあっちも...(ニヤ→YouTuberのやつっす (2017年2月24日 17時) (レス) id: f1e976bc13 (このIDを非表示/違反報告)
冬花(とうか)(プロフ) - 手術って大丈夫ですか?更新は、ゆっくりで良いですよ! (2017年2月20日 16時) (レス) id: c33393fcb9 (このIDを非表示/違反報告)
ひょーり - この作品大好きです!これからも更新待ってます!!頑張ってください(`_´)ゞ (2017年2月16日 1時) (レス) id: 75ade3291c (このIDを非表示/違反報告)
冬花(プロフ) - 天月ナイス!天月かぁいいのぅ続き楽しみ更新頑張って!!! (2017年1月29日 16時) (レス) id: c33393fcb9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆき | 作成日時:2017年1月27日 0時