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「嘘なんだろ」
お湯に浸かると同時にかけられた言葉。
今まで沈黙を突き通した2人。その沈黙が俺にとっては恥ずかしくて。
言葉を探したんだけど、なかなか出てこなくて諦めた。
『…ん？なになに(笑)』
俺とまっすーって無言の中で繋がってると思う。
なんて言うんだろう。本当に心が繋がってるって言うか。
相手が何を求めているのか、どんな感情なのか、そういうのが唯一わかるんだと思う。
だから、ファンのみんなにも唯一無二な存在
って言って貰えるし、俺からもそれは言えること。
きっと1番助けられているのは俺かもしれない。
「分かってるくせに」
分かってるよ。分かってるけど、言いたくない。
って気持ちも多分わかっちゃってるんでしょ？
「まぁ、お前のことだから言いたくないんだろうけど」
ほらね？俺の相方ってなんか凄いんだよね。
『まっすーってさぁ、後悔してることある？』
「あれ？今俺の話聞いてた？(笑)」
『いいじゃん、教えて』
ほんと、手越って自由だよね、なんて笑いながら答えようとしてくれるまっすー。
「強いて言うなら…」
“手越と出会ったこと”とか言われたらショックだなぁ(笑)
「んふ、内緒」
…え？
『え?!教えてよ！』
なに？“んふ(はーと)”って！(笑)
しかも内緒？え！気になって寝れないよテゴにゃん
「大丈夫だよ。手越と出会ったこと後悔したことなんて1度もないから。」
まっすー、
『やっぱ俺、かなわないわ』
「俺に勝とうとするなんて100年早いんじゃガキ」
『は！なんだとムッツリ』
「ムッツリ言うな」
俺は後悔してるよ。
まっすーと出会ったこと。
だって、失う怖さを知ってしまったから。
そばにいられない孤独を感じてしまうようになっちゃったから。
でもね、それ以上に幸せなんだよ。
まっすーと出会ったこと。
それは、俺の存在を認めてくれて、愛してくれたから。
死んでまでも守りたい存在、つまり自分の命よりも美しいもの、それがまっすーだったから。
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ゆい - みきさんの書くNEWSの小説が好きでずっと更新を待っていたのですが、もう書かれないのですか？(>_<) (2021年1月10日 16時) (
レス) id: a56b8eaa48 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい - お久しぶりです。みきさんの小説が大好きで楽しみながら読んでいます。四人の会話、いかにも言いそうですよね。これからも更新よろしくお願いします。できれば、I Loveyouの更新もお願いします。 (2020年11月15日 11時) (レス) id: a56b8eaa48 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みき | 作成日時：2020年10月27日 0時
