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「…ん？なんで？」
シ「……だって。」
シゲは下を向いてボソボソと何かを言っている。
小「だって、？」
顔を上げたシゲは、
シ「だってっ、」
泣いていた。
「いや、そんな、泣かせるつもりはなかったんだけど…ごめんね？」
そうだよ。まっすー、意外とねシゲちゃんって繊細なんだよ。
小「どーした？シゲちゃん」
シ「…俺、毎日夢見るんだ。手越とすごした日々の夢。
まっすーが一人で泣いてる夢。
小山がどこかに消えちゃう夢。｣
シゲもけいちゃんもまっすーも、みんな俺の見えないところで苦しんで、もがいて、それでも笑い続ける。歩み続ける。
“辛いから辞める”
“限界だから諦める”っていう選択肢は彼らにはない。
シ「もう二度と手越を失いたくない。だから会いたくない。また会うってことはまた別れるってことだから。」
･
･
『…シゲちゃん…』
無意識に出たシゲの名前。
気をつけていたのに。声が出ないように。
空気が一瞬で異様になる。
小「て、ごし？」
シ「え？は？」
「……いるよ。」
俺は諦めて普通に戻る。
小「っ、てごし、？」
『慶ちゃん、』
シ「ぇ、？どゆこと？手越なの？」
『…みんな、夢の中だよ。夢、見てんだよ』
まっすーにもついた嘘。
この嘘しか俺はつけない。
小「え、でも、」
『夢以外に俺が出てくるなんてありえないっしょ？(笑)』
小「そうだけど……」
『シゲちゃん、久しぶり』
ずっと放心状態のシゲに笑いかける。
シ「…会いたくないって言ったのに。」
声を震わせるしげ。
『うん。聞いてた。ごめん。』
シ「っ、ずっと会いたかった、！」
でた。シゲの矛盾。
ほんと、自由。だけど、
そんなこと知ってたよ。
『ふふ(笑)おいで、シゲ』
俺は手を広げる。
飛びついてくるシゲを優しく受け止めた。
シ「夢が醒めても、ずっと、そばにいて…？」
『…見えないけど、ずっといるよ。』
シ「LIVEも、一緒に出ようよ、歌おうよ、」
『ぅん、』
シ「イタズラでもなんで許すから、もう消えないで、」
『…人は出会い別れてく、過ぎ去っていつかまた出会う』
シ「っ、」
『また会えるよ。』
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みき(プロフ) - ゆいさん» ゆいさん！コメントありがとうございます(/ω＼)君ヒロ(略してみたかった)、喜んでもらえて嬉しいです！最近更新できてなかったので、今日はたくさん更新してみました(^ ^)これからも、喜んでいただけるように頑張ります(￣^￣)ゞ (2020年8月30日 18時) (
レス) id: 9acec0ff06 (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - るるさん» るるさん！コメントありがとうございます(^ ^)今日は、たーくさん更新しました！久しぶりなので気合いがはいりましてo(*･ﾛ･*)oこれからも、頑張るので応援よろしくお願いしますm(_ _)m (2020年8月30日 18時) (レス) id: 9acec0ff06 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい - はじめまして！みきさん、たくさん更新してくださってありがとうございます(^-^) このお話とても気に入っていたので、とても嬉しくワクワクしながら読みました。私も続きがすごく気になります。これからも、更新楽しみにしています。 (2020年8月30日 17時) (レス) id: a56b8eaa48 (このIDを非表示/違反報告)
るる(プロフ) - はじめまして！いつもお話読ませていただいてます！通知が来て、見てみると沢山更新されていて嬉しかったです(*^^*) 続きが気になります！更新がんばってください！ (2020年8月30日 10時) (レス) id: a8ec5ae5fd (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - 彩耶さん» ありがとうございます！これからもよろしくお願いします(o´艸`) (2020年4月10日 20時) (レス) id: 67978b9144 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みき x他1人 | 作成日時：2020年3月28日 8時
