･ ページ18
ピンポーン
慶「はーい」
日付が変わる頃、インターホンの音が鳴った。
「ごめんね。遅くなっちゃった」
『貴くん……』
「体調大丈夫？」
体調……？
なんておもったけど、すぐに思い出した。
隅田さん伝えてくれたんだ。
そんな安堵感と一緒に私は罪悪感を感じた。
貴くんは、私がついた嘘のために急いで帰ってきてくれたんだ。
私は謝ることにした。
『ねえ、貴くん』
「ん？」
『……全部嘘』
「え？」
『具合悪くない。嘘ついてごめんなさい』
貴くんに1つ目の嘘を伝えた。
すると……
「なーんでごめんなの？逆に嘘でよかったよ？
Aが元気な方がいいに決まってるじゃん」
『……貴くん……』
「嘘つかなきゃいけない理由があったんじゃないの？」
『……』
「教えて？」
『……言っても嫌いにならない？』
「なるわけない」
『スタッフの子達と出かけちゃやだ』
「……」
ほら。多分もう嫌われた。
『な、なんでもないや！月曜日はすこーし、寂しいけど、お留守番してるから！だから、今度はデートちゃんとしy「大丈夫だよ」
『え…？』
「大丈夫だよって言わないでよ。全然大丈夫に見えない。我慢ばっかりしないで」
貴くんは私の髪を撫でた。
「月曜日のことは、やめたよ」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 82人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Tomo(プロフ) - みずさん» わー！！ありがとうございます！大好き…(/// ^///)ｴﾍﾍ（笑）はい！続きもみきさんと一緒に頑張りますので楽しんで読んでくださいね！ (2019年10月15日 17時) (
レス) id: 6f24ee9082 (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - みずさん» ありがとうございます/////こんな私のことを大好きだなんて……嬉しすぎますよ(/ω＼)きっと、Tomoさんも喜びます！これからも満足していただけるような作品に出来るよう、頑張りますのでどうぞよろしくお願いしますm(_ _)m (2019年10月15日 0時) (レス) id: 67978b9144 (このIDを非表示/違反報告)
みず(プロフ) - 大好きな作者さん2人のコラボすると知り、なんて贅沢なんだ！と思いましたー！続きも楽しみにしてます〜 (2019年10月14日 23時) (レス) id: 34ebe85969 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みきとも x他1人 | 作成日時：2019年10月14日 9時
