先生だもの！【ヒロアカ】 (ページ29)

今日:20 hit、昨日:1 hit、合計:191,278 hit

28話ページ29

【貴方視点】

両親はプロヒーローだった。毎日敵の相手をし、家に帰る事はほとんどなかった。

そのせいか、俺は両親の顔を覚えていない。

そして5歳の時、俺の両親は死んだ。

でも俺は悲しくなかった。葬式で大勢の人が泣いていたが、俺は泣かなかった。

そのまま母方の家はどんどん崩壊していった。

叔父は酒に溺れ幼い俺と従弟によく暴力を振るった。

そして10歳の時、気を病んだ叔母による一家心中。

俺は独りになり、その時に出会ったのがAFOだった。

それから約七年共に過ごした。＿でも、俺はそこから抜け出した。

あの人の目的が分からなくなったからだ。何の為に敵として生きているのか分からない。

俺はそれが怖かった、まるで道の見えない暗がりを無心に進むようで＿

そこで俺は雄英に行き、全てを話した。

AFOはまだ生きていると、おそらく大きな組織をまた作るだろうと、

AFOを倒した後は俺を好きに処分してくれていい。

だからそれまでアンタ達の監視下に置いてくれと＿