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um「んんー！！やっと終わった！」
入学式が終わったあとの体育館の片付けが終わり、やっと解放された
バスケ部がこの後体育館を使うらしく、手伝ってくれたので予定よりも早く終わったのだが
A「早く終わったし、スタバの新作飲みに行かん？」
um「良いね！！行こ！！」
急いで体育館を出て、帰る準備をする
um「今年の一年に後輩おるんよな、生徒会入るかな」
A「どんな子なん？」
um「大人しい顔して愉快犯やで、でも普通に賢いし、書類とかも得意やろなぁ…」
A「トントン先輩が喜びそう……」
ただでさえうちの学年は書類できる人が足りてないのだ
私が生徒会に誘われたのも明らかに書類できる人がいなかったからだし、
書類できる人が来て欲しいものである
um「てかA、なんか、あの人こっちみてない？」
そう言われて見てみると、背の高い水色の髪をした新入生らしき人とばちりと目が合う
その途端にその人は、ぱぁあっと表情を輝かせてこちらに駆け寄ってきた
近くで見ると、いっそう身長が高く見える
「やっと見つけた！！えーっと、A先輩、でしたよね！一目惚れしました！！俺と、付き合ってください！！」
見ず知らずの人間に突然そう言われた私は、驚いて一瞬頭が真っ白になってしまった
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作者名：蒼空 | 作成日時：2023年8月18日 22時
