私の推しが今日も可愛い！【rbr】 (ページ32)

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um 視点

次の日には、なんにも無かったかのように、Aは学校に来た

いつものように、早くに学校に来て、

いつものように、書類をこなしていた

怖いくらいにいつもどうりだったのだ

um「なぁ、A、………大丈夫？」

A「大丈夫やで？無駄なことは気にしてる意味ないやん」

そう言ってふわりと笑うAは、いつものように可愛い

って、そうじゃない

大丈夫なわけがないのだ

rbr「A、」

A「あ、ロボロおはよ」

それだけ言って、目線はすぐに手元の書類に戻る

おかしい

いつものAなら、絶対ロボロにもっと絡むはず

ロボロもAの様子がおかしい事に気づいたのか、困惑しているし

とりあえずロボロを連れて、自分のクラスへと戻る

um「ロボロ、今そんな書類忙しいん？」

rbr「いや、？………おれ、きらわれた、？」

ut「ロボロなんかしたん？」

rbr「昨日、泣いてたA見つけたの、俺やし、」

um「あ～～……、そうだった、」

図書室にエミさんと居たらしいAを見つけたのは、ロボロだった

結局、その後帰ったらしく、Aの弱った姿を見たのはロボロとエミさんだけ

いつだって柔らかに笑う彼女が、素直になれる居場所は、私の隣であってほしかったのに

なんて、今はそんなこと言ってる場合じゃないな