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um「A〜〜！！助けて！！チョコ作りたいの！！」
A「もっと早く言って？？？」
明日はバレンタイン、もちろん海未だってコネシマに渡すのだろう
しかし、海未の料理センスが壊滅的なのは、調理実習で散々分かっている
今日になって私に言ってきたということは、多分やってみたけれど上手くいかなかったのだろう
A「何作りたいん？」
um「チョコトリュフ…」
A「じゃあ、帰りに板チョコと生クリームと、ココアパウダー買ってこっか」
um「A最高まじで愛してる」
そうして、授業終わりに材料を買って私の家でチョコをつくることになった
um「A〜〜混ざらない〜〜」
A「チョコは真ん中から小さく混ぜて真ん中から少しずつ乳化させるんやで、」
型を用意し、アルコールで消毒しておく
A「混ぜ終わったら、ここに流してな」
um「よし！できた！！！」
A「あとは………3時間は固まるまでかかるけど、どうする？」
um「あーなんも考えとらんかったわ」
A「あと丸めてココアパウダーまぶすだけやし、ちょっとおいてからこのまま保冷剤と一緒に持って帰る？」
um「そうする！！」
A「じゃあ、表面だけでも固まるまでちょっと待ってよっか、」
冷蔵庫にチョコを入れ、しばらく待つ
um「そういえば、Aはバレンタインどうするん？」
A「昨日マカロン焼いて、クリームと馴染ませとるとこ」
um「明日楽しみにしとる！！……じゃなくて、ロボロに渡すん？」
A「普通に生徒会全員に配り歩く予定」
um「そっか、」
A「断られて余ったら全部グルッペンさんとオスマン先輩にあげればいっかなって」
um「明日ヤバそう……」
まぁ学年中からチョコが集まる2人だもんな……
やっぱり、うちの生徒会ヤバい
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作者名：蒼空 | 作成日時：2023年8月18日 22時
