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rbr 視点
A「タピオカ茹でたの追加しとくな〜、」
「黒糖シロップ無くなった！新しいのどこ！？」
「ミルクティーそろそろ無くなる！」
A「調理班〜、ミルクティー追加で！！黒糖シロップは新しいの私持ってくる！」
ホールから、キッチンまで至るとこからAを呼ぶ声が上がる
それに答えながらも、注文通りに商品を渡すAは流石だ
それなりに繁盛しているらしく、俺もAも休む間もない
「ロボロくん！！Aちゃんが、」
rbr「どうしたん？」
ホール担当の女の子が慌てたように俺の元に来た
「Aちゃんが、教室の外で男の人に絡まれて、」
rbr「分かった、教えてくれてありがとうな」
急いで教室の外に向かうと、黒の水性マーカーを持ったAが三人ほどの男にしつこく話しかけられていた
rbr「A、ちょっと来てくれん？キッチン人足りんから、」
あまり刺激しないように、適当な理由をつけてAに声をかける
A「うん、すぐ行くね！それじゃあ、私は仕事があるので、」
そう言ってAは逃げようとしたが男の一人が、無理矢理Aの手を掴んだ
rbr「ええ加減にしぃや、その手離せ、」
そう言えば、渋々離される手
その隙にAを連れて急いで教室の中に戻る
A「ロボロ、ありがとぉ……」
rbr「あんさん可愛いんやから、気をつけぇや、」
A「可愛いのはロボロやん？私なんて、どこも可愛くないやろ」
rbr「えっっ？？」
当たり前のようにAはそう言い切った
嘘やろ、うちの学年では一番可愛いと言われるほどなのに
えっ、自覚ないの？？？
rbr「とりあえず、また絡まれんように俺から見えるとこにおってや、」
A「海未ならともかく、私に絡んでくるやつは流石にもういないでしょ」
……いや、自分が可愛いの自覚して？？
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作者名：蒼空 | 作成日時：2023年8月18日 22時
