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zm「ぁ、危ない！！」
A「え、」
気づいた時には、すぐ近くにボールが迫っていた
咄嗟に出た手で何とか顔面直撃は防いだものの、当たった指がじんじんする
zm「A！！大丈夫か！？」
A「大丈夫、……だと思う、」
rbr「とりあえず、保健室行かんと、手痛いやろ？あんまり動かさんといてな」
そう言われてそのまま怪我した手と反対の手を引かれ、保健室へと連れていかれる
A「わたし、一人でも保健室くらい行けるよ？」
rbr「またなんか飛んできたら危ないやろ？」
いつになく険しい表情をしたロボロ
A「ろ、ロボロ、怒ってる、？」
rbr「怒っとらんよ？」
絶対怒ってるやつやん
rbr「ペ神〜！！Aが手怪我したから手当してくれん？」
sn「はいはーい、ちょっと手見せてね？…うーん、捻挫しちゃったかなぁ？」
てきぱきと保健室の先生である、しんぺい先生が私の手に湿布とテーピングをしてくれた
sn「今日はもう競技出るのやめた方がいいかもね、というか、骨折してるかもしれないから、病院に行った方がいいかも？どうする？早退する？」
A「もうそろそろ球技大会も終わりですし、早退しよっかなぁ……」
sn「分かった、担任の先生には俺から伝えとくね」
rbr「教室から荷物持って来たるわ、」
A「ロボロこれからも競技出るやろ？大丈夫、怪我したの手だし、自分で取りに行くよ」
rbr「…じゃあ、気をつけて帰るんやで、」
なんだか、ロボロが今日はやけに過保護すぎん？
そんな心配そうな顔、させたくないのに
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rbr「なぁ、ゾム。ボールが飛んできた方見とった？」
zm「あぁ……あれ、わざとやろ、多分」
rbr「ゾムもそう思う？」
zm「……それにしたって、なんでやろうな」
rbr「とにかく、二度目はないように気をつけんとな」
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作者名：蒼空 | 作成日時：2023年8月18日 22時
