私の推しが今日も可愛い！【rbr】 (ページ11)

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um視点

cn「A先輩！一緒にお昼食べません？」

um「うるせぇ散れ、Aは私とお昼食べんだよ！」

cn「そんなに騒がしいとモテないですよ？」

um「モテなくてもいいもんね！コネシマがおるから！」

kn「？呼んだか？」

A「今日も仲良しで何より」

cn「そんなら海未さんコネシマさんとお昼食べればいいじゃないですか！！Aさん借りますね！！」

kn「おー、チーノ、頑張れよ」

良い笑顔でAを連れて屋上へと居なくなるチーノ

Aも困惑しながらもなんだかんだ断らずに着いていった

um「コネシマはチーノの味方する気？」

kn「いや？別に、チーノでもロボロでも、どっちでもええと思っとるよ、そんなにチーノとAが付き合うの嫌なん？」

um「……明らかに、Aの様子が最近おかしいんよ」

kn「そうか？」

そりゃ突然告白されて毎日アタックされれば困惑するのは理解できる

けれど、時々困ったような表情の中に、恐怖の色が見え隠れするのが、少しだけ気になっていた

um「A、いつも彼氏作る気ないって言っとるやん？……なんか、あるんやないかなって、」

kn「……たしかに、俺らあいつの過去のこととか、全然聞いたことないよな」

そもそも、Aと同じ中学校出身の人はいない

なぜなら、Aは高校進学を機にこの地域に来たのだ

元々は、確か、四国にいたはず

um「私、Aのこと、何も知らないんやな……」