同じ世界線だったなら ページ4
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『ねぇ、私たちって同い歳だったらどんな感じだったんだろう』
万「急にどうした」
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ふと思う。
私も学生時代に戻りたいと。
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万「ゆーて見た目的にもまだ学生いけるだろ」
『もう無理コスプレになっちゃう』
万「俺の制服着てみる？」
『話聞いてた？』
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自分の学生時代ってどんな感じだったっけ。
なんか、ここの皆みたいにこんな青春してなかったよなー。
ましてや少女漫画みたいな甘酸っぱい恋愛さえしてこなかった。
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『はぁ…、若いって素晴らしい』
万「そんな変わんねぇだろ」
『君はまだ学生だからこの気持ちが分からないのさ』
万「…ふーん？
ま、俺がAと同級生だったら…」
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��休み時間は毎回Aんとこ行っておしゃべりするし、朝は迎え行って弁当も一緒に食って帰りは毎日玄関で待ち伏せしてるな��
と自慢げのような顔をしてこちらを見てくる。
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『…迷惑』
万「なんなら教科書とか課題やってても、忘れたとか言ってわざわざAんとこ借りに行くわ」
『…大迷惑』
万「照れんなって」
『これが照れてるように見える？
ほんと頭お花畑』
万「はいはい、Aが辛口な時は照れてる時って知ってっから」
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と頭にポンっと手を置かれる。
…いや、なんか私の方が歳下感。
屈辱。
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『どうせ万里くんはそうやって私のとこ来るくせに、見る度違う女の子取っかえ引っ変えしてるんだから』
万「俺の定評」
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そう、どうせ万里くんはたくさん私のところに来てくれたとしても、来る者拒まずで色んな女の子に囲まれてるんだから。
万里くんを女の子が放っておくわけがない。
だったら他の女の子の所行っちゃえばいいのに。
…あれ、なんか私メンヘラじゃない？
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『…メンヘラ製造機だね』
万「俺が？」
『うん』
万「なわけ。何でそうなんだよ」
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調子に乗りそうなので口が裂けても言わないが。
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『まぁでも、万里くんと同級生の世界線なんてきっと、毎日が楽しいだろうね』
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��大好きが溢れちゃうかも��
と、仕返しと言わんばかりのニンマリ顔で訴える。
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万「…俺の部屋連れてっていい？」
『良いわけないでしょ』
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結論:すぐに捕食されそう。
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リクありがとうございました！
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riara(プロフ) - ユニさん» とんでもないです！いつも応援ありがとうございます☺︎ (10月6日 23時) (
レス) @page4 id: 2b69cc4f02 (このIDを非表示/違反報告)
ユニ(プロフ) - 綴くんのお話ありがとうございました！さすが綴くん。素敵なお話ありがとうございました！ (8月7日 8時) (レス) id: 92210076f7 (このIDを非表示/違反報告)
riara(プロフ) - ユニさん» ギャップとして少し男らしさを出そうかどうか迷いました笑 他の団員も今考えております☺︎ (7月28日 19時) (レス) id: 2b69cc4f02 (このIDを非表示/違反報告)
riara(プロフ) - さらさん» ありがとうございます！リク承りましたのでお待ちください☺︎ (7月28日 19時) (レス) id: 2b69cc4f02 (このIDを非表示/違反報告)
ユニ(プロフ) - 咲也のお話ありがとうございました！可愛くてニヤニヤしてしまいました^_^ (7月27日 13時) (レス) id: 92210076f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：riara | 作成日時：2023年7月26日 11時
