お菓子はいかが？ ページ12
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今日はとっても天気がいい。
紬さんが育てているお花たちでも見に行こうかと庭に出ると、ベンチの足元で倒れている密さんを発見。
なぜベンチではなく足元…。
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『密さーん、起きてください風邪引きますよー』
密「ん………。
……マシュマロ？」
『人の足を急に触っておいてマシュマロとは失礼ですね寝ぼけてるんですか起きてください』
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と、少々強めに叩くと、
��寝ぼけてないよ��
と起き上がる密さん。
…寝ぼけてないなら尚更失礼なのでは。
とりあえずその体を起こし、2人でベンチに座る。
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『…あれ、珍しくマシュマロ持ってないんですね』
密「ん？…ここにあるよ」
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と、服の中からマシュマロを取り出す。
…なぜそんな所に。
そして、お構い無しに食べ始める。
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『…いつか糖尿病になりそうですね』
密「マシュマロが無くなるよりいい」
『身を捨ててまでマシュマロを取りますか…てちょ、また寝るんですか…』
密「…Aの膝、丁度良い」
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…丁度良いとは。
って、もう寝息聞こえるし…。
とにかく、風邪をひいては困るから起こそうとした時、
��Aー！��
と、いづみが私を呼びに来た。
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い「あ、密さんもいる。
今臣くんがお菓子作ってくれたから一緒に食べよ？」
『あ、うん。
密さん起こしてから行くね、ここで風邪ひかれちゃ困るし』
い「あはは、そうだね。
ごめん、私は準備するから先に行くけど、後できてね」
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と、いづみと離れると、
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密「…お菓子、食べたい」
『わっ、起きてたんですか…。
一緒に食べに行きましょ』
密「…連れてって」
『無理です誉さん呼んできます』
密「…アリスはうるさいからいい」
・
と、その後もわがままが絶えないので、
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『もう、知らないですからね！
私はお菓子食べたいので行きます！』
・
と、無理やり密さんを起こして立ち上がりリビングへ向かうと、後ろからふわっと密さんの匂いに包まれ、口にマシュマロを何個か押し込まれる。
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『…っひょ、なにふるんでふか』
密「…美味しい？」
『…甘いでふ』
・
��…ふっ��
と笑う密さんは私から離れ、リビングへ向かいながら少し振り返り、
・
密「…Aのはそれで十分」
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と微笑んで、その場を後にした。
…あれはずるいわ。
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riara(プロフ) - さらさん» 大丈夫です！お話考えておきますね☺︎ (7月2日 11時) (
レス) id: 2b69cc4f02 (このIDを非表示/違反報告)
さら - お返事遅くなってすいません！！お話それぞれが、良いです！！大丈夫ですか！？ (7月2日 0時) (レス) id: f9b4a84be1 (このIDを非表示/違反報告)
riara(プロフ) - さらさん» 初めまして、コメントありがとうございます☺︎リクエスト承りました。それぞれのお話と2人同時のお話、どちらがよろしいですか？☺︎ (6月30日 22時) (レス) id: 2b69cc4f02 (このIDを非表示/違反報告)
さら - はじめまして！！このお話めちゃ大好きです！！凄く気に入ってます！！私もリクエストいいですか！？ガイさんとシトロン書いて欲しいです！！ (6月29日 0時) (レス) id: f9b4a84be1 (このIDを非表示/違反報告)
riara(プロフ) - ユニさん» いつもありがとうございます！気に入って頂けたようで何よりです☺︎ (6月28日 17時) (レス) @page46 id: 2b69cc4f02 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：riara | 作成日時：2022年2月3日 21時
