不安と寂しさ、そして甘え ページ25
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ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ…
時刻は23時。
こんな遅くに響き渡るインターホンの音。
毎回同じ格好の配達員。
その手には��pizza��の文字の箱。
もちろん犯人は…
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至「あざ」
『いい加減にして』
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インチキエリートゲーマー男。
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至「ゲームにはやっぱりお供がいなきゃ」
『誰が毎回部屋まで運んでると思ってんですか』
至「Aちゃん」
『分かってるなら今すぐやめて』
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全く…。
千景さんが出張だからってやりたい放題だな。
��おいで、Aちゃんも一緒にゲームしよ��
と、床に座る自分の隣を叩く。
��飲み込み早くて助かる��
と感心している模様。
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至「ちょっと休憩。
はい、ピザ1枚どうぞ」
『ありがとうございます』
至「…Aちゃんはさ、俺がゲームしてても夜中に飲食してても何も思わないの？」
『え？
…まぁ、夜中のインターホンは迷惑だなと』
・
��あはは、ごめんごめん��
と言う至さんの顔は、何故か少し悲しそうだった。
・
『…急にどうしたんですか』
至「ん？
…まぁ、ちょっとね」
・
静かな空気が流れる。
��ふぅ…��
と一息ついた至さんは口を開いた。
・
至「…俺ね、表と裏が違いすぎて周りから引かれたことあるから、ここに監督の幼なじみが住み込むって聞いた時、正直めっちゃ不安だったんだよね」
『…意外です』
至「意味深。
…けど、実際は監督と同じ温かい人で俺を受け入れてくれた」
・
��だからつい甘えちゃうんだよね��
と、寂しそうな目をする至さんを横から軽く抱き締める。
・
至「何これゲリライベ？」
『…』
至「フル無視」
『…私でよければ好きなだけ甘えてもらって構いません。
出来ることならなんでもします』
至「えー、じゃあキスしてくれちゃったりする？」
『っ到しかねます！』
・
と、すぐ離れる。
��残念��
と笑っている至さんだか、この空気に対する至さんなりの気遣いだったのかもしれない。
・
至「…A」
『…何ですか？』
至「…今日一緒に寝てよ」
『…何もしないなら』
・
��当たり前でしょ��
と頭を撫でられ、寝る支度を始める。
ベッドに入ってからの記憶はあまりない。
だけど、朝起きると至さんは私の手を握っていた。
寂しかったのだろうか。
その姿はまるで子供みたいで、私はその手を強く握り返した。
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riara(プロフ) - さらさん» 大丈夫です！お話考えておきますね☺︎ (7月2日 11時) (
レス) id: 2b69cc4f02 (このIDを非表示/違反報告)
さら - お返事遅くなってすいません！！お話それぞれが、良いです！！大丈夫ですか！？ (7月2日 0時) (レス) id: f9b4a84be1 (このIDを非表示/違反報告)
riara(プロフ) - さらさん» 初めまして、コメントありがとうございます☺︎リクエスト承りました。それぞれのお話と2人同時のお話、どちらがよろしいですか？☺︎ (6月30日 22時) (レス) id: 2b69cc4f02 (このIDを非表示/違反報告)
さら - はじめまして！！このお話めちゃ大好きです！！凄く気に入ってます！！私もリクエストいいですか！？ガイさんとシトロン書いて欲しいです！！ (6月29日 0時) (レス) id: f9b4a84be1 (このIDを非表示/違反報告)
riara(プロフ) - ユニさん» いつもありがとうございます！気に入って頂けたようで何よりです☺︎ (6月28日 17時) (レス) @page46 id: 2b69cc4f02 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：riara | 作成日時：2022年2月3日 21時
