さん！ ページ3
｢ん...？おや？？｣
どうして私はベッドに...？？
なんかめっちゃ豪華...てか洋風
｢ぁ...そういえば私転生して...
ひぎゃのえの世界に！！？
あっっっ待って興奮が...収まらない...｣
推しがいる世界に生を受けて興奮しないオタクがいるだろうか？いや居ない！！！
現に私は興奮を隠しきれない...！！
...と、その前に
｢確か、あの死神...部屋に色々隠してあるって言ってたよね｣
少し探索してみようかな
｢てか、家広いなあ...なんなんだこれ｣
無駄に主張しているボタンがあった。
それを押したら
ゴゴゴゴゴゴゴゴという音がなり、部屋が現れた
｢...手紙、かな？｣
手紙を開くとペラリと音が鳴る。
七種へ
前世を思い出したかな？
原作が始まる時は演奏者ではなくて、親友として行くことになってるのでくれぐれも余計なことはしないようにしてね
原作壊してもいいけど、崩壊しない程度に。
ストーリーはちゃんと進めてほしい。
それじゃないと、その世界の前提がなくなって、世界は無くなってしまうからね
君の現世の親は交通事故でなくなった。
家はものすごく大きいけど使用人も執事もいない
だから、何しても大丈夫だし、全部の部屋は防音だから、窓とか開けない限りは大丈夫！
そこら辺は気をつけてね。
あと、記憶については、時が経つごとに被虐のノエルについての記憶が薄れていくよ。気をつけてね？ただ転生したことについては忘れないから安心してほしい。それと、そろそろノエルとジリアンが迎えに来ると思うよ
君の幸せを祈ってるよ
死神より
｢...キザなやつ。｣
なんて言いながら、私は少し笑っていた
ピーンポーン
｢...え、マジで来るの...？｣
今の格好、着物なんだけど...
「クリスタ、迎えに来ましたわよ」
｢...ノエル｣
うっっっわ生ノエルだぁ！！
可愛い！！髪の毛サラサラ！！
｢今日はついに式典奏者が選ばれる日だね！｣
｢ジリアン｣
ジリアンだあああ！！可愛い！！
きゅるきゅるしてるー！！
「それでは行きましょうか」
｢そうだね。私は奏者としては出ないけど、応援してる｣
「うん！僕、頑張るよ」
｢ノエルも、がんばれ｣
｢当たり前ですわ。
チェルクェッティの者としていつでも全力を尽くしますわ」
｢私も出たかったけど...もう辞めちゃったから｣
「仕方ありませんわよ。」
「そうそう！気にしない方がいいよ！」
｢本当に応援してるからねっ！｣
「ええ。わかっていますわ」
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