にー！ ページ2
私の物語は
｢いってきまーす！｣
ここから始まった
｢あああもう、遅刻だぁ...！！｣
今日に限って目覚ましの電池が切れてるとか最悪！！
｢もう、もう！！！占いも最下位だし！！
なんなの！？今日は最悪の日だ！！！
まあ占いなんて信じてないけどな！｣
｢今日も元気だねえ〜｣
｢おはようみちこばあちゃん！！｣
｢そこは危ないよ〜｣
｢…ええ！？｣
｢そこのマンホール、蓋が閉まってなくてねえ｣
おばあちゃんがそういった途端、私はマンホールに落ちた
｢そういう事はもっと早く言ってええええ！！｣
そして私は死んだ
とてもとてもとてもとてもくだらない理由だ...
どうしてなんだ...どうしてなんだ
そうして、死んだ私はなぜか黒い空間にいた
｢...いや、どこ？｣
いわゆるあの世なのか？？そうなのか？？
｢...君、誰？｣
｢いやいやいやいや君こそ誰？？？｣
｢僕？僕は…死神さ｣
｢ｴｯ...｣
厨二病...？可哀想...まあ誰でもそんな時あるよなわかるよ...私もあったよ...
後々の黒歴史になったけど
｢君、失礼なこと考えてないか？｣
｢いやぁ、厨二病が痛いなぁくらいしか｣
｢それかなり失礼じゃない？七種｣
｢え、名前｣
｢
歳は15歳。高校生になったばかり
死因は遅刻してマンホールに落ちたのが原因｣
｢...もしかして私のストーカー...？？｣
｢君のストーカーしても楽しそうじゃないからしないよ｣
｢楽しかったらするんだ...？｣
｢話を戻していいかな？｣
｢あ、どうぞ｣
｢こほん。君は死んだ。それは紛れもない事実
でもね、どうやら手違いで死んだらしいよ｣
｢うわ〜何度も何度もどこかで見たような理由｣
｢それで僕は神様から遣いを出されたわけ｣
｢まあ私可愛い顔してるしね...｣
｢それ神様聞いたら七種殺されるよ｣
｢神様気性あっら｣
｢神なんてそんなものだよ｣
｢ええ...｣
手下なのにそんなこと言っていいの？？
｢そして、君は今すぐにも転生することになった...というわけさ。
まあ
｢なるほど...それってどの世界でも〜とか選べる系ですか？｣
｢──そうだね。うん｣
｢じゃあひぎゃのえ！！！被虐のノエルの世界に！！｣
｢七種ってなんか好きなことになると興奮するね｣
｢まあね！オタクの宿命かな｣
｢...はいはい。｣
｢ありがとねー！！｣
｢──行ってらっしゃい｣
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