非道 ページ6
ゴゴゴゴと轟音が聞こえ始めた。
「始まっちまったか」
ゾロの緊迫した声をよそにクロコダイルは饒舌にベラベラを真実を話す。
全てを知った。
知ってしまった。
『……』
表情を変えず私はクロコダイルの背中を見つめる。
「何とかしろっ!!! おれ達をここから出せ!!!」
「ルフィさんっ……」
「クハハハ ついに命乞いを始めたか麦わらのルフィ!!! そりゃ死ぬのは誰でも恐ェもんさ……」
『…………』
誰も何も言わない。私はしっている。
この次にルフィの言う言葉を──。
「おれ達がここで死んだら!!!
誰があいつをぶっ飛ばすんだ!!!!」
堪忍ね、クロコダイル
「自惚れるなよ……………………小物が……」
「お前の方が………………小物だろ!!!!」
ぶつかる互いの苛立ち。
ルフィの言葉を筆頭にクロコダイルはバナナワニを呼んだ。
郷は郷に従えとはまさにこの事。
『狡猾的思想家とやる時は、こちらも狡猾的にいかないといけないってことね』
手首に巻き付けられている手錠の鎖を引きちぎる
バキッッ バキッッッと手首の方を砕く。
『プリンス！！後で助けに来てくださいね！』
奥で聴こえるサンジくんに伝えて私は刀の鞘を掴む。
『……鰐だからって手加減はしないよ。』
ゆっくり抜刀し、私は構える。
「なんだあの構え……」
「……。」
「…………Aさん、」
『ビビ、あんたはプリンスを探しに行って』
「、はい!!」
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夜桜(プロフ) - 初コメ失礼します、とても楽しく読ませて頂きました。コロナがまた流行りだしてますが大学のほう頑張ってください、応援してます！更新も楽しみに待ってます！ (2022年7月30日 0時) (
レス) @page20 id: 2cf3ada812 (このIDを非表示/違反報告)
アリーナ(プロフ) - 続きが気になります！応援してます！ (2022年6月13日 20時) (レス) @page3 id: 028e45f827 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ネム
| 作者ホームページ：
作成日時：2020年2月2日 15時
