突然の訪問者 ページ3
朝起きて、みんなと食堂で朝昼晩とご飯をたべて寝る。
優しくて、あたたかい日常。
私はこのなんともない平和な船の上で過ごす日常が大好きだった。
あぁ、なんて幸せなんだろう、と感傷に浸りながら自身の愛刀の手入れをする。手入れし始めてから幾らか時間が経った時後ろから名前を呼ばれた。
「A!!」
『??』
誰だろうと振り返ると同じワノ国出身のイゾウさんだった。
『イゾウさん、どうしました?』
イゾウ「新しい兄弟が入るから集まれ って親父が言っていたぞ。」
『なるほど、。わかりました、すぐ向かいます。』
どんな子なんだろうかと思いながら私は手入れ中の刀を鞘にしまい親父さんの元に向かうのだった。
.
親父さんの元に行くと見覚えのある顔があった。
『どうしてアンタが…………』
思わず声を漏らす。
「シオリと申します！！今日からよろしゅうおたのもうします!」
シオリと名乗る女。
その名前は嫌なほど思い入れがあった。
私の目の前に居たのは、ワノ国に置いていった妹だったのだ。
そして私と目が合うと満面の笑顔で
「姉上!!」
と駆け寄ってくる。
……違う、違うよ。
私はあんたの姉なんかじゃない、
『…………ぁ』
何も言えずに立ちすくんでいると抱きしめられた。
シオリに……。
そんなシオリを私は受け入れることが出来ず思わず彼女を押した。
その直後尻餅を着いて倒れた。
『…………ッッ』
私はもう、お前の姉なんて名乗れやしないんだよ……
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杏 - ページ34 追われたが終われたに (2020年3月19日 23時) (
レス) id: 3f29d20ec2 (このIDを非表示/違反報告)
カッパ - とても面白いです！続きが気になります！更新頑張ってください！ (2020年2月2日 0時) (レス) id: 890b8aa433 (このIDを非表示/違反報告)
柳(プロフ) - 思わず泣いてしまいましたwこれからも頑張ってください！ (2020年1月30日 22時) (レス) id: 1a02a166b9 (このIDを非表示/違反報告)
腐ったお餅(プロフ) - いっぱい更新されてる！これからも無理せずがんばってください！応援してます！ (2020年1月29日 6時) (レス) id: 777a8351c1 (このIDを非表示/違反報告)
ネム(プロフ) - カルシウムさん» ありがとうございます！ (2020年1月29日 3時) (レス) id: 588b5b18ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ネム
| 作者ホームページ：
作成日時：2020年1月22日 7時
