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翌朝早くに私は隊長達と親父さんの前に呼びだされた。
部屋に戻ったあと隊長格が二三人部屋の前に設置されていた当たりみると私は本当に罪人扱いをされてしまっているようだった。
気が自然と重くなってしまう…。
それでも、余計な事は考えず今は自身のー身の潔白を主張しよう。
サッチさんの無事、ティーチの裏切り、その事だけを考えて私は親父さんの前に正座した。
「A……呼ばれた理由分かってるんだろうなァ」
『……はい』
「ならいい。お前らァ、話してやれェ」
ピリピリと覇気を出す親父さんは怒っていた。
明らかにわかる、大きな警戒と敵意。それによるピリつく覇気であること。
「取り敢えずサッチは重症だが無事だよい。今は眠ってる。そこで、あの後お前を抜かした隊長達で話し合った。」
『……。』
「結果は決まっているが、もしかしたらお前の話で変わるかもしれねぇ。何かあるなら話せ。」
『……はい。』
その言葉に深く頷き、恐る恐る私は口を開いた。
『昨日、能力でサッチさんの未来を見ました。
未来ではサッチさんはティーチさんに刺されており、それを助けようと昨日あの時間帯に台所に行きました。
着いた時はもう刺された後で……証拠はないのが惜しいですが、私はやってないです。やったのはヤミヤミの実を狙っていたティーチさんです、!』
私は真剣な眼差しで親父さんを見る。
せめて、親父さんにだけでも信じてもらいたい、
「シオリの家族を殺した奴の言うことなんか聞けるか」
「それに裏切ったし、」
「こんな家族殺しが同じ船にいるなんて最悪すぎる」
『……………………、』
イゾウからエースそしてハルタ。
あちこちから聞こえる声
耳を塞ぎたくなった。
私は無実なのに。
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杏 - ページ34 追われたが終われたに (2020年3月19日 23時) (
レス) id: 3f29d20ec2 (このIDを非表示/違反報告)
カッパ - とても面白いです！続きが気になります！更新頑張ってください！ (2020年2月2日 0時) (レス) id: 890b8aa433 (このIDを非表示/違反報告)
柳(プロフ) - 思わず泣いてしまいましたwこれからも頑張ってください！ (2020年1月30日 22時) (レス) id: 1a02a166b9 (このIDを非表示/違反報告)
腐ったお餅(プロフ) - いっぱい更新されてる！これからも無理せずがんばってください！応援してます！ (2020年1月29日 6時) (レス) id: 777a8351c1 (このIDを非表示/違反報告)
ネム(プロフ) - カルシウムさん» ありがとうございます！ (2020年1月29日 3時) (レス) id: 588b5b18ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ネム
| 作者ホームページ：
作成日時：2020年1月22日 7時
