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「 ……A…………………………、」
助けを呼ぶ私をみたティーチさんはわざとらしく同情の表情をし私を嘲笑う。
「やるつもりは無かったんだ……助けは呼んでおいてやるよ。ゼハハハ」
それだけ言うと食堂を出ていった。
『恩を仇で返す気か！！？？ティーチ！！！！』
声を荒らげて調理室を出ていくティーチに叫ぶ。
すると、ティーチが出ていって1分も経たないうちに隊長達がやってきた。
『皆さんっ、サッチさんをたすけ』
言い終わらないうちに無理やりサッチさんから引き剥がれて首を絞められた。
『ぁ、うぐぅっっ』
とても強い力でどうしようも出来ない私は暴れるしかなかった。
イゾウさん…………どうして、
徐々に無くなる酸素と痛くなる胸。
無意識に溢れる涙
『ぐ……かっ』
もうダメだ と思った時ラクヨウさんが割って入る。
良くも悪くも、首にかかる圧力が消えたことにひとまず安心した。
「落ち着け！殺そうとしてんじゃねぇよ。イゾウ。」
一気に喉に通った酸素に私はむせ返った。
『………ﾋｭ』
きつく締められていた喉をさする。
一瞬の出来事すぎた、なんで……。
困惑したまま私はマルコさんに言われるまま自室に戻った。
─お前には容疑がかかっている。逃げようとしたら容赦なく襲うからな─
呼びに行く時、アイツ全て私のせいにしたのか。
予想通りクソ野郎だったか。
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杏 - ページ34 追われたが終われたに (2020年3月19日 23時) (
レス) id: 3f29d20ec2 (このIDを非表示/違反報告)
カッパ - とても面白いです！続きが気になります！更新頑張ってください！ (2020年2月2日 0時) (レス) id: 890b8aa433 (このIDを非表示/違反報告)
柳(プロフ) - 思わず泣いてしまいましたwこれからも頑張ってください！ (2020年1月30日 22時) (レス) id: 1a02a166b9 (このIDを非表示/違反報告)
腐ったお餅(プロフ) - いっぱい更新されてる！これからも無理せずがんばってください！応援してます！ (2020年1月29日 6時) (レス) id: 777a8351c1 (このIDを非表示/違反報告)
ネム(プロフ) - カルシウムさん» ありがとうございます！ (2020年1月29日 3時) (レス) id: 588b5b18ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ネム
| 作者ホームページ：
作成日時：2020年1月22日 7時
