V ページ37
鎌田が私との記憶をすっぽり失ってから私はやたら着いてくるテヒョンオッパとともに毎日見舞いに行った
鎌田が目覚めてから三日後にソヨンさんも目を覚ました
手の内にな入っていた手紙を見てソヨンさんは涙を流した
SY「……ごめんなさいっ…………私が外食しようなんて言わなければ………………鎌田くんの記憶は……っ!!」
涙を流して言うソヨンさんの姿が儚くて私はつい抱きしめて
『泣かないでください…………っ』
と言っていた。
鎌田が入院してから3週間が経った時
鎌田は急に
鎌田「あ!!!」
と大きな声を上げた
『うぉ!?』
TH「え!?何!?何何!!??」
テヒョンオッパもこの驚き様
たまたま廊下を通っていたナースも声に反応して病室に入ってきた
鎌田「…………思い出した………………思い出したっ!!!……………………全て………………思い出した………………」
嬉しそうな……悲しそうな顔をして言う鎌田
鎌田に確認するようにこう聞いた
『私の名前は…………?』
その問いに鎌田は即答した
鎌田「加治川A。」
と。そして私の目を見て
鎌田「高校の時に出会った!私の過去も知ってる………………韓国に来たのだってAのお陰……………………ごめん…………ごめんっ…………………………ずっと忘れてた……………………忘れちゃ行けないことを忘れてたっ!!」
泣きながら謝った
思い出してくれた事が嬉しくて私はいつの間にかテヒョンオッパの胸で泣いていた
『ありがとうっ…………ありがとうっ!!』
ずっと、そう言っていた。
鎌田「メンバーとは仲良くなったんだね」
『あーうん。』
鎌田「あの時は本当にコイツらぶっ殺してやるって思ったわー笑」
『お前が言うと笑えない。』
鎌田「え!?なんで!!??」
『自分の胸に聞け…………ってこんな時間。テヒョンオッパ帰ろう』
鎌田「え!?え!!急じゃない!??なんで」
TH「よーし、帰ろっか!」
鎌田「お前もかー!!!」
一段落し、私達は帰った
車の中でテヒョンオッパは私に言った
TH「Aを抱きしめるのは僕1人でいいし、僕じゃなきゃヤダ。」
何その嫉妬w
と横で笑うとテヒョンオッパは真面目な顔で
TH「本気なんだけど」
と言った
まって、どうゆうこと?
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ストロベリー - めっちゃくっちゃ良きですよ! (2019年3月10日 22時) (レス) id: 624dc74ca5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:加治川 | 作者ホームページ:
作成日時:2018年7月6日 4時