きっかけ ページ2
※話の内容、流れが違うことになってます。
「データフォルダの中身、全部見せてもらうからな！」
またてつやが突然言い出した企画。
俺は基本てつやのように女遊び激しくないからそんなにやましいことはないから別に気にする事はないんだけど。
1つだけあまりみんなに見られたくない、知られたけくないものが俺の携帯にはある。
「…りょうくんの携帯なんもないね」
そう言って上に下にスクロールを繰り返すゆめまる。
は心配ない、ゆめまるは会ったことがあるしもう知っているから。
「でしょ、てつやみたいに変なことしてないから」
「おい！！なんで俺だけなんだよ例えが！」
「いやそんな事は無い、りょうくんだって健全な男の子のはずだからね。1個や2個変なものあるよ」
そう、問題は次に控える虫さんだ。
虫さんはその事を知らないし見たことないしそもそも俺も言ってない。
最近会ってないから必然的に写真はない。だから上の方まで見ないでくれたらばれないんだけど
ゆめまるから虫さんに俺の携帯が渡っていくのを見て、俺はどうか見つかりませんようにと願っていた。
り「…ねぇこれはやばい。虫さん彼女とこんなしてんの？」
ゆ「どれ見せて」
て「いや、これはヤバすぎでしょ」
俺は虫さんのデータフォルダを見ていた。そして見つけた、というかわんさかと彼女との写真が出てくるから笑ってしまう。
それを見たゆめまるもてつやも笑いころげていた。
「いいじゃん別に仲良いだけやん！」と虫さんは言う。俺の携帯を見ているけど思っているものが見つからないらしく顎に手を置いて何か考えているようだった。
良かった。あともう少しで自分達の見る携帯が代わる。
り「仲良いのはいいけどなんかキツいね」
て「くそ、自分のからはなんも出てこねぇからって余裕ブッこきやがって…」
り「だって普通はそうだよ」
ゆ「りょうくんは遊ばなすぎなんじゃない？」
り「そういうゆめまるは遊びすぎでしょ」
そう笑って話していると突然虫さんが俺の携帯を机に放り投げた。
り「ちょっと！俺の！俺のじゃん！」
虫「りょうくん！何だこのハレンチなものは！！」
見つかった？
そう思って俺は急いで画面を確認した。
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作者名：凛 | 作成日時：2018年2月9日 3時
