忘却人生十一日目 ページ12
うん。
貴『だから、ゾロさんと同じ石鹸ですよ。』
ゾ「本当か。」
貴『本当です。』
ゾ「何で、ここまで違うんだ？」
いや、知らないって。
また、グリグリやる。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
次の日の朝
やっぱり脱力感、何とも言えぬ空虚感。
それを紛らわすようにして部屋を出る。
焦げ臭い……………。
食堂のドアの前に人が集まってる
ナ「丁度、良かった。A!!」
何が丁度いいのですかね。
あれ。何でサンジさんが食堂の前に？
貴『朝ご飯、ないんですか？』
ナ「実はね…………………」
要約すると、何故かゾロさんがキッチンを独占してるらしい。
ちらりと窓を覗くと凄い形相のゾロさん。
それで彼女の私が窘めて欲しいと言うこと。
私がゾロさんを丸め込めることが出きるのか。
サ「ナミさん!!Aちゃんを行かせるのは危険だ。」
貴『そんな、大袈裟な。』
私は苦笑する。
チ「A、頼んだぞ!!」
チョッパーさんは懇願の瞳で私に抱きつく。
ナ「A、頼んだわよ!!」
何で皆死亡フラグを仕切りに立てるんだよ。
緊張しながらドアノブを開ける。
貴『あの、ゾロさん？』
ゾ「何だ。」
そして、何故か少し怒ってる。
貴『ゾロさんがキッチンに立つなんてどうかしたんですか？』
ゾ「……………。」
何故か無言。
焦げ臭い原因はここか。
フライパン、プスプス言ってるんだけど。
皆が入りたくない理由が分かったわ。
貴『無言じゃ解りませんよ？』
煙が目に染みる。
ゾ「お前が……………」
ボソッと呟く。
貴『聞こえないのですが……………。』
顔を右側に反らして
ゾ「お前が料理出来る男が好きっつったんだろーが!!」
逆ギレレベルの理不尽な回答で驚きを隠せない。
貴『はっ？』
ゾ「あ゛？」
何で怒ってるの、だから!!
貴『……………何で怒ってるんですか!!』
ゾ「別に怒ってねェ。」
それにゾロさんにそんなこと言った覚えないし。
貴『私、そんな事言いましたっけ？』
ゾ「ナミ達と話してただろ」
あ。
そういば、昨日の夜そんな事言ったような……
貴『そんなの皆に合わせただけに決まってるじゃないですか。』
溜息をつきながらゾロさんを見る。
貴『ゾロさん、盗み聞きしたんですか？』
顔を真っ赤にしながら弁解するゾロさん
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慈雲 - とってもおもしろいので更新まってます！！！！ (2017年2月26日 10時) (
レス) id: 8862788d75 (このIDを非表示/違反報告)
りぃあ(プロフ) - 続きみたいです (2016年1月6日 2時) (レス) id: fa3bb67345 (このIDを非表示/違反報告)
ルーシー - ゾロおおおおおおお！！Σ（ﾟдﾟlll）一体どうしたんだぁぁぁ！！パート1から見ていますが面白い作品ですね(・ω・)ノ続きを楽しみにしてます（＾∇＾） (2015年11月23日 11時) (レス) id: 49417841b7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうき(プロフ) - パート１から見てます！めっちゃおもしろいですね！次の話楽しみです (2015年11月19日 14時) (レス) id: ab736af6e6 (このIDを非表示/違反報告)
美亜(プロフ) - 京月さん» 初めましてです(○´艸`)更新頑張ります(´▽`*) (2015年4月30日 17時) (レス) id: 7c0b4e68f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美亜 | 作成日時：2015年1月17日 20時
