【ONEPIECE】題名そのうち考えます(/_;)

忘却人生十日目 ページ11

私に将来何てあるのだろうか。






そもそも将来って何だ。






夢はないけど、このままずっとこの時間が続けばいい。




貴『この先、ずっと皆と一緒にいたいです。』




ゾ「…………………………。」




頭を凄くワシャワシャされた。



我ながら臭い台詞だな。






貴『ゾロさん、頭撫でるの好きですね。』



ゾ「お前だからな。」



さらっとそういう事を言うので困る。



貴『私も好きですよ。』









ル「お前ら何やってんだ？」



一気に顔が熱くなる。



そういえばここ、甲板だった。




貴『これは、その、あの……………………』



弁解の余地ないわ、これ。



なぜ、ゾロさんはそんなに平常心を保てるのか。



羞恥心がないんだろうか。




ナ「ルフィ、邪魔しちゃ駄目じゃない。」




どこから出てきたんですか、ナミさん。



ズルズルとルフィさんを引きずっていく。



まさか、ずっと見られて……………………………？



周囲を見回すと椅子に座ってるロビンさん。



すごく、にこやかな笑み。






顔が熱すぎて茹でタコになりそうなんだが。






いても立ってもいられなくてちょっとシダバタしてみたけど、ゾロさんが離してくれない。



貴『あの、ゾロさ……』


ゾ「少しぐらい、いいだろ。」



………………………………………っ。







ぁあ、もう。これで落ちない女はいないな。





貴『す、少しだけですよ』




許可はしたけどもね。





ゾロさんは一体全体何がしたいの。









　









さっきから、うなじをね、グリグリされてる。



ゾロさんが顔押しつけてグリグリしてる。









うなじが何か変な感覚。皮膚じゃない。




何か湿ってる……………………？




私の背後で何が起こってる!?






貴『………………………………っ。』





うなじ、痛い。




摩擦とかそういうのじゃなくて。




こう、なんと言うか




貴『噛まれた…………………。』




私は美味しくないですよ。いや、まじで。





貴『ゾロさん………？。お腹空いてるんですか？』


ゾ「ぁあ。」


貴『いや、ぁあ。じゃないですよ。何で噛むんですか!』


ゾ「そこに、うなじがあるからだろ。」


貴『いや、意味が解りませんよ。』


ゾ「お前、甘い匂いすんだよ。」


いや、だからなんだよ。


貴『いや、でも同じ石鹸ですよ。』


ゾ「…………………………。」



何で、驚いた顔してんですか。

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