【ONE PIECE】唯一無二の彼女は美しい8 (ページ48)

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空島という言葉に驚き一味全員空を見上げる

貴女『空島…』

ルフィ「浮いてんのか島が！！」

ｳｿｯﾌﾟ「あの船や骸骨はそこから落ちて来たのか！！」

ゾロ「だが…空に島らしきモンは何も…」

ロビン「そうじゃないわ
…正確に言うと浮いているのは＂海＂」

貴女『海が！！…空島…』

サンジ「ますますわかんねェ……」

ルフィ「空に海が浮いてて島があんだな！！？
よしすぐに行こう！！！野郎共！！上に舵をとれ！！」

ｳｿｯﾌﾟ「上舵いっぱーい！！」

騒ぐルフィの口をロビンは能力て抑える
ルフィ「……ぷ……！！うぷ」

サンジ「取り敢えず上に舵はとれねェよ船長」

ロビン「正直私も＂空島＂については見た事もないし大して知ってるわけでもない…」

ナミ「そうでしょ！？有り得ない事よ！！
島や海が浮かぶなんて！！やっぱり＂記録指針(ログポース)＂が壊れたんだわ！！」

ロビン「いいえ航海士さん…今考えなきゃいけない事は＂記録指針(ログポース)＂の故障箇所ではなく空へ行く方法よ」

貴女『そっか…どうすれば…行けるのかな？』

ロビンの話を聞かずにルフィとウソップは落ちて来た船の上に行き何かを漁ってた

ロビン「この船が例えどんな奇怪な事態に呑み込まれようとも…例えどんなパニックに陥ろうとも＂記録指針(ログポース)＂だけは疑ってはいけない…これは鉄則
この海(・・・)では疑うべきものはむしろ頭の中にある＂常識＂の方その指針の先には必ず島がある」

一つの棺桶だった物を引っ張り出してその中にある人骨を丁寧に組み立て復元するロビン

貴女『すごい…』

ロビン「ここに空いてる穴は人工的なもの」

サンジ「…ははーん
そこを突かれて殺されたってわけかコイツは？」

ロビン「いいえこれは治療の跡よ…
＂穿頭術＂でしょ？船医さん」

ﾁｮｯﾊﾟｰ「…うん昔は脳腫瘍を抑える時頭蓋骨に穴を開けたんだ…でもずっと昔の医術だぞ…！？」

ロビン「…そう彼が(・・)死んでから既に200年は経過してるわ歳は30代前半
航海中病に倒れ死亡他の骨と比べて歯がしっかり残っているのはタールが塗り込んであるせい
この風習は＂南の海(サウスブルー)＂の一部の地域特有のものだから歴史的な流れから考えてあの船は過去の探偵隊の船」

貴女『…凄い…』