第83話理想郷 ページ14
ビビの指示にチャカは宮殿を破壊する程の火薬を兵達にセットさせビビとチャカは街を見ながら話をしている事に水を差さない様にセナは少し離れた所に立ちビビの育った街を見ていた
チャカ「しばしお待ちを直ぐに準備が整います
この事態を何と申し上げればよいのか…」
ビビ「いいの分かってる
あなた達には反乱軍を迎え撃つほかに方法はなかった
イガラムを欠いて2年以上の暴動をよく抑えていてくれたわ」
チャカ「………」
ビビ「ごめんね急に国を飛び出したりして
……だけど、まだ終わりじゃないの…！！
もしこの反乱を止める事が出来ても
チャカ「ビビ様
2年見ない間に貴方は随分いい顔をなられた…この戦争が終結をみた折にはそこにいるご友人と例の海賊達と大晩餐会でも開きたいものですね」
ビビ「チャカ…」
＿＿＿＿＿＿＿
貴女『じゃあご飯食べようね
クロコダイルをブッ飛ばしたら皆で死ぬ程の量を一緒にご飯食べようね！！』
＿＿＿＿＿＿＿
ビビ「そうね…」
ビビはセナの方を見て約束した言葉を思い出した微笑んでいると
チャカ「ビビ様…あのご友人はいったい…」
ビビ「セナさんも例の海賊で私の大切な友人よ」
貴女『ん？どうしたのビビ？』
ビビ「いいえ…何でもないわ」
チャカ「(本当に…宝石の目だ…)」
セナは2人の視線に気がつきビビの隣りに立ち町の方を見ていると後ろからボロボロの兵が一人やって来た
ドサッ…！
「……チャ…チャカ様！！」
チャカ「ん！！？何事だ！！？」
「宮殿内に……」
ｸﾛｺﾀﾞｲﾙ「困るねェ……」
貴女『っ！！？』
ビビ「！」
宮殿の上にはルフィと戦っている筈のクロコダイルの姿を見て驚く
ｸﾛｺﾀﾞｲﾙ「物騒なマネしてくれるじゃねェか…ミス・ウェンズデーここは直俺の
いいもんだな王宮ってのは……クハハハ！！
クソ共を見下すには……いい場所だ……！！」
貴女『クロコダイル！！？』
チャカ「(奴が……！！)」
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作者名：月下花 | 作成日時：2022年12月2日 15時
