【ONE PIECE】唯一無二の彼女は美しい8 (ページ13)

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セナとビビは宮殿へと向かう為に走り続けると国王軍の兵の所まで辿り着いた
ダダダダダ…

「止まれ貴様等！！」
「反乱軍か！！？」
「この北ブロックを抜ければ宮殿しかないぞ！！」
「この事態を分かってるのか！！？」

貴女『はぁ…はぁ…』

ビビ「ハァ…ハァ……」

「戦いに関せぬ者なら直ぐにこの町から離れろ！！」
「おい聞いてるのか女！！」
「ここは遊び場じゃないん」
「「「！！！」」」

ビビ「分かってます…」

「「「ビビ王女！！？」」」

ビビ「私達をチャカの元へ案内しなさい！！！
やって欲しい事があるの！！！」

宝石眼のセナを見た兵達は戸惑うがビビの言葉に従い2人を宮殿にいるチャカの元へ案内した

アルバーナ宮殿に着くとビビが王女が戻って来た事その少し後ろに立っている宝石の目を持つセナに驚いている兵達

チャカ「正気ですかビビさま…！！！
そんな事をしたら…！！」

「ビビ様だ！！」
「本当だ！！王女が戻られたのか！」
「あの者！宝石の目をしてるぞ！！」
「ビビ様の友人らしい」
「友人っ！？」

貴女『……』

ビビ「そんな事したら何？この国が終わっちゃう？
違うでしょう！？ここ(・・)がアラバスタじゃないもんね！！？アラバスタ王国は今傷つけあってる人達よ！！！」

チャカ「……！！」

ビビ「彼らがいてここは初めて＂国＂なのよ！！
…この戦いを数秒…！！止める事が出来ればそれでいい！！数秒間皆の目を引く事が出来れば…！！
あとは私達が何とかするから……！！
この宮殿を破壊して！！」

宮殿を破壊するよう言うビビの言葉に驚いた周りの兵達はビビに声を掛ける

チャカ「宮殿を…破壊する！！？」

「何を言い出すんです王女様！！！」
「ここは4千年の歴史を持つ由緒正しき王宮ですぞ！！」
「バカな考えはおやめ下さい！！」
「ビビ様のご友人よ！！説得を！！」
「宝石眼の者よ王女様を止めて下さい！！」
「チャカ様判断を誤りなさるな！！」
「国王は不在なのだ！！そんな勝手なマネ許されるわけない！！」

チャカ「…ビビ様」

チャカは真っ直ぐ見つめるビビを見て国王コブラの言葉を思い出しチャカはビビに跪く

チャカ「おっしゃる通りに！！！」

「「「！！！？」」」