【ONE PIECE】唯一無二の彼女は美しい11 (ページ34)

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司法の塔地下
海底通路入口＿＿＿＿

鉄の扉を破ったルフィはセナと共にロビンを連れ戻す為に走っていると鉄の扉が破られる音が響きロビン達にも微かに聞こえた

ｽﾊﾟﾝﾀﾞﾑ「今…ものスゲェ音がしたが……気のせいか？気のせいなわけねェな！！」

ルッチ「海賊の誰かが…扉を破壊した音では？」

ラグト「確かにそんな音がしましたね」

ｽﾊﾟﾝﾀﾞﾑ「あァ！？そんなバカな事あるか！！
あのぶ厚い鉄の扉だぞ！！第一奴らが扉を見つけられるハズがねェ！！！」

ラグト「いえ、わかる筈…子供とペットが俺達をつけていましたから……なぁルッチ」

ルッチ「そうだな」

ｽﾊﾟﾝﾀﾞﾑ「えーーーーーーーーっ！！？
な…なぜお前達それを知ってて消さなかった！！」

ラグト「だって…指令…出てなかったから」

ルッチ「ええ、出ませんでしたので…」

ｽﾊﾟﾝﾀﾞﾑ「何を！！？コノ間抜けめーーーー！！
それくらいてめェらで判断しやがれ！！
何だよオイ…じゃあ誰か今ここへ向かってるってのか！？」

．

貴女『ロビン！！！』

．

ロビン「っ！！？」

ｽﾊﾟﾝﾀﾞﾑ「おい急げ…何を立ち止まってるんだ！！！ニコ・ロビン！！！オイ！！！この＂生きてるだけで犯罪女＂ァ！！！止まるなっ！！ルッチ、ラグト！！引っ張って来い！！」

ロビン「(今声が…)」

ぐいっ
ルッチ「命令だ……」

ラグト「進め…ニコ・ロビン」

ｽﾊﾟﾝﾀﾞﾑ「ワハハハバカめあんな弱そうな海賊共に本気で希望を掛けてんのかさっきの爆音もやっぱり気のせいさ
ここへ来れるわけがねェ！！！
そんな夢を見てる間に我々はやがて＂正義の門＂の正面にそびえる＂ためらいの橋＂に辿り着く
今掛かってる半分(・・)の橋を渡り門を開くともう半分(・・・・)の橋が海底よりせり上がりついに＂正義の門＂を通過する
門が再び閉ざされたが最後…もう二度とお前が＂希望＂なんて気持ちを抱く事はなくなる」

ロビン「……」

ｽﾊﾟﾝﾀﾞﾑ「今日まで生きてしまった罪(・・・・・・・・)をお前は償い続けるんだよ！！なァニコ・ロビン！！！ワハハハハハ！！！」

ルフィ「ロビ〜〜〜〜ン！！！」

ｽﾊﾟﾝﾀﾞﾑ「！！！？」

ロビン「！！」

ｽﾊﾟﾝﾀﾞﾑ「んな…！！何だ今声がしたぞ！！！」

ルッチ「長官とラグトはニコ・ロビンを連れて…どうぞ先を急ぎに…」