【ONE PIECE】唯一無二の彼女は美しい11 (ページ23)

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千の風の矢が降り注ぎ海兵達を射抜いていく
地面に着地すると青い宝石の瞳はいつもより蒼黒の様に輝いており海兵達は冷や汗を流す

貴女『……』ｷﾞﾛｯ

ビクッ…
「なっ……なんだ……」
「体が……震える…何なんだ」
「怖いだと……たった一人の女だ！！」
「怯むな！！たかが女一人！！恐れる事などない！！」

後退るも震える手を必死に止め握り直すとまたもや海兵達はセナを捕えようと走り出すとセナは人と人の間を上手く通り抜けて避け刃が近づいてくると扇で跳ね返す

ギィィン！！

ヒュッ！！

「なっ！！？」
「うそっ！！」
「綺麗だなぁ……」

遠くから見ていた海兵達はセナの姿を見て心を奪われていた、なぜならセナが動く一つ一つの動きは舞を舞っている美しい姿だったからだ

セナの足の動き、腕の動き、扇の動き、体の動き、全てが美しいと思わせるものばかりだったのだ

貴女『＂風鈴雪花＂！！』

リィン…

鈴の音が響くと同時に冷たい風が吹き始め周りにいた海兵達は吹き飛ばされそのまま倒れ込んだ

バタ…

バタン…

貴女『私も早く向かわないと！！』
タッタタタ

エニエス・ロビー「司法の塔」
鎖で縛られているフランキーの顔を蹴り付けたら踏んだりと繰り返すスパンダム

ドカッ！！
ﾌﾗﾝｷｰ「グァ！！」

ｽﾊﾟﾝﾀﾞﾑ「あの時から…気性は変わってねェ様だなカティ・フラム…もっと早くにお前が生きてて設計図を持っていると分かってりゃこうも苦労する事ァなかった…
お前なら過去の罪でしょっぴく事もた易いからな！！！」

ガン！！！
ﾌﾗﾝｷｰ「！！」

ｽﾊﾟﾝﾀﾞﾑ「＿＿＿＿それに引き換えお前の兄弟子アイスバーグは厄介だった」

ﾌﾗﾝｷｰ「……！！」

ロビン「……」

ｽﾊﾟﾝﾀﾞﾑ「トムの死後ウォーターセブンの造船所を腕一本でまとめ上げ大会社を組織にしたのち……恨みさえある筈の世界政府に自ら近づきやがて会社は＂世界政府御用達＂としての地位を確立した」

ﾌﾗﾝｷｰ「！」

ｽﾊﾟﾝﾀﾞﾑ「「造船会社ガレーラカンパニー」社長にして「水の都ウォーターセブン」の市長！！
誰もが支持し政府にとっても不可欠な存在となる事で我々も下手に手出し出来なくなったってわけだ……！！」