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緑谷side
聖菜ちゃんはグラントリノに挨拶をすると座っているテールムの首根っこを掴むと引きずって奥の方へ行ってしまった
緑谷「だ…大丈夫かな？」
貴女『大丈夫じゃない？あの様子から見ると常習犯みたいだし取り敢えず戻って来るまで待っていよか』
緑谷「そうだね」
僕は聖菜ちゃんに言われてソファーに座って二人を待つ事にしたのだが正直言って僕はもの凄く緊張していた
緑谷「(聖菜ちゃんもコスチュームのデザイン変えたのか前と比べて機能性が凄く良さそうだから聞きたいけど久しぶりの二人！？何て言葉を掛ければ)」
貴女『緑谷くんかなりボロボロだけど個性の扱い方の上手くいけそう？』
緑谷「えっあ、うんグラントリノのお陰で前よりは扱い方が分かって来たかなって…まぁ…保つだけでも難しくて…」
貴女『そっか、前みたいに身体を壊しながら使い続ける事が減っていくみたいで良かった』
緑谷「っ！！」
そう言いながら僕の方を真っ直ぐ、優しい表情で見つめて来る聖菜ちゃんは本当に僕と同い年の高校生なのかと疑ってしまう様な一面をよく見る様になった
緑谷「聖菜ちゃんはテールムが戻って来た後は何処かに向かうの？」
貴女『うん他の地区のパトロールへ向かう所だよ、テールムがグラントリノに何の用かは知らないけど』
聖菜ちゃんは何処か呆れた様子で、でも嬉しそうな表情をしながら奥の部屋の扉を見てそう言った
緑谷「………(まただ…聖菜ちゃんが遠く感じる瞬間…)」
貴女『ん？何か付いてる？』
緑谷「あっううん！！ごめん何でもないよ！！！」
貴女『そう？』
程なくして奥の部屋からグラントリノとテールムが出て来て聖菜ちゃん達は直ぐに行ってしまった
僕は聖菜ちゃんのあの表情が頭から離れずに扉の方をずっと見つめているとグラントリノが持っていた杖で一発殴られてしまった
ガッ！！
緑谷「った…！！」
ｸﾞﾗﾝﾄﾘﾉ「何をボーッとしておる、まさか聖菜に気があるのではないだろうな？」
緑谷「へっ！！？いっいやそんなっ！！！気があると言いますか憧れと言いますか！！彼女には聖菜ちゃんには色々と助けられているので尊敬しているみたいなっ！！！」
ｸﾞﾗﾝﾄﾘﾉ「何をそんな焦る必要がある、まぁ恋にうつつを抜かす暇があったら力を制御出来る様にならんとな」
緑谷「やっ違いますってばグラントリノさん！！」
ｸﾞﾗﾝﾄﾘﾉ「顔真っ赤で説得力ないな」
緑谷「っ」
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月下花(プロフ) - ナギサさんコメントありがとうございます。小説の更新少しづつしていこうと思いますのでこれからもよろしくお願いします！！ (9月30日 23時) (
レス) id: 7348ca07fc (このIDを非表示/違反報告)
ナギサ(プロフ) - キャラの子の性格がめちゃくちゃ好みで好きです!!!✨B組の人とかも関わりもってくれてるのとてもありがたいです!!!あまりそういう小説を見たことがなかったので…続き楽しみにしています!!!✨ (9月30日 20時) (レス) id: f18589988d (このIDを非表示/違反報告)
月下花(プロフ) - ガベーラさんコメントありがとうございます！！とても励みになります。頑張ります！！ (2023年1月27日 21時) (レス) id: 7348ca07fc (このIDを非表示/違反報告)
ガベーラ(プロフ) - とても面白いです！！ヒロアカも鬼滅もどちらも好きなのでクロスオーバー最高だし主人公設定が良きです！！続き楽しみにしています！！ (2023年1月27日 20時) (レス) @page16 id: 83b0960623 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月下花 | 作成日時：2022年12月25日 15時
