【ONE PIECE】唯一無二の彼女は美しい10 (ページ50)

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青キジは拳を構えると勢いよくロビンへと振るい殴ろうとするとルフィはロビンを抱え避ける
ブンッ！！

ルフィ「ハァ…あ…危ねェ！！」

青キジ「……」

ぐしゃ！！
ルフィ「ぐへ！！！」

ばっ！！
貴女『ギリギリ！！』

ｳｿｯﾌﾟ「ギャーーーギャーーー！！」

青キジはルフィごとロビンを踏み付けようとすると手枷を付けたままのセナとウソップがロビンを抱え走り出す

ﾁｮｯﾊﾟｰ「うおおおお」

ナミ「やったセナ！！ウソップ！！」

青キジ「何だってんだオイ…」

ルフィ「セナ！！ウソップ！！チョッパー！！！そのまま船に走れ！！！手当してロビンを助けろ！！！」

貴女『ええ！！まかせて！！』

2人「わ！！分かった！！」

青キジ「やめとけ、その女は助けねェ方が世の為だ」

青キジの言葉を聞く事なくセナとウソップ、チョッパーはロビンを抱えて船へと急いで向かった

ｳｿｯﾌﾟ「セナもその手枷急いで溶かした方がいい！！」

ﾁｮｯﾊﾟｰ「手首だけじゃ無い右腕全体が凍っていて危ない！！」

貴女『分かった！！急ぎましょう！！』

浴室へとロビンを連れて行くと浴槽にお湯を貼りシャワーを掛けながら桶でロビンの体にお湯をかけるセナ達

バシャ…バシャ…

貴女『ロビン…』

ｳｿｯﾌﾟ「いいのか！？これで本当に…」

ザァー…！！

ﾁｮｯﾊﾟｰ「分からねェでも…！！こうするしか…！！」

ｳｿｯﾌﾟ「分からねェで済むか！！
ロビンの命が賭かってんだぞ！！」

手枷が溶けるとセナは扇を取り出して温かい空気をロビンに集中させて温める為に仰ぐ

貴女『(お願い！！)』

ﾁｮｯﾊﾟｰ「だけど俺！！こんなに！！全身凍っちゃった人間見た事ねェもん！！青キジはそりゃ…まだ生きてるって言ってたけど俺にはそっちの方が不思議なくらいで…！！」

ｳｿｯﾌﾟ「泣き事言うな！！お前にどうしようもなきゃもう誰にもロビンを救えやしねェんだぞ！！お前はこの船の船医なんだぞ！！！」

ﾁｮｯﾊﾟｰ「分かってるよ！！！少し黙っててくれよ！！！」

言い争いをする中セナは唇を噛み締めながらも集中する
徐々に溶け始めるロビンに戻って来たナミと一緒に介抱しつつチョッパーの手伝いをしているとロビンと同様、全身凍ったルフィが戻って来て何とか溶かす

バンッ！！
ﾁｮｯﾊﾟｰ「ウウッ…ウッ…二人共…心臓が……動いた！！」

貴女『良かった…本当に…良かった…』

二人が無事な事に喜び皆一緒にラウンジでで寝る事にした