【ONE PIECE】唯一無二の彼女は美しい10 (ページ37)

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ルフィの言葉に驚くナミにセナは言葉をかける

貴女『ウソじゃなかった
クリケットさんの先祖はウソなんかついていなかった！！だから下にいるクリケットさん達に教えるのよ！！！
＂黄金郷＂は空にあったのよって！！！』

ルフィ「鐘を鳴らせば聞こえるはずだ！！
じゃなきゃおっさん達は！！死ぬまで海底を探し続けるんだぞ！！」

ナミ「セナ…ルフィ…」

貴女『エネルなんかに取られてたまるか！！！
大きい鐘の音はきっとどこまでも聞こえるから！！』

ルフィ「だから俺達は！！！
黄金の鐘を鳴らすんだ！！！」

ルフィはそう叫び腕を伸ばすと舟の一部に届き上がろうとするとエネルが現れてルフィの手を蹴り落とす

エネル「ヤハハハ…誰がこの舟に乗る事を許した」

ボフゥン！！
ルフィ「ぐへっ！！！」

貴女『大丈夫！？』

ルフィ「ああ…」

ナミ「だから無茶だって言ったじゃない」

エネル「私が欲するものさえ手に入れたら……あの「雷迎」により今度はこのスカイピアを丸ごと消してやる
もう逃げる事など誰にも許されない
お前達の真下に佇むいくつかの＂声＂も然り…
この空に不相応な＂人の国＂を消し去り全てをあるべき姿に還すのだ！！！それが神である私の務め！！」

エネルは舟を空高く上げていった

＿＿＿＿＿＿＿＿

ルフィ「なーおい黄金郷には
でっけェ鐘があんだよな！！」

ロビン「ノーランドの日誌によるとそうね
確かにあるとかいてあったわ」

ゾロ「それがどうした」

ﾁｮｯﾊﾟｰ「どうしたんだ？」

ルフィ「しししし！！
セナと一緒にいい〜事考えたんだ！！」

貴女『その大きな鐘を空から鳴らしたら下にいるクリケットさん達に聞こえないかな！！」

3人「！！」

貴女『聞こえるよね！！』

ルフィ「なァ！！」

＿＿＿＿＿＿＿＿

ｳｿｯﾌﾟ「じゃあ…あいつらは…」

ロビン「確かに言ってた…でもこの状況で…」

ワイパー「鐘を…鳴らすだと…！？」

ゾロ「やると言ったらやる奴らだ
ナミが連れ戻そうとしてもアイツらは戻りゃしねェ…アイツらの狙うものはエネルと同じだからだ」

ゾロ達が話していると蔓の上から大きな葉っぱが落ちて来た

アイサ「何か書いてあるよ！！！
メッセージ！！ルフィとナミと宝石のお姉さんからだ」

ロビン「え！？」

ｳｿｯﾌﾟ「何て書いてある！！？」

ロビン「……巨大な蔓を…を＂西に切り倒せ＂」

ｳｿｯﾌﾟ「何ィ！！！」