【ONE PIECE】唯一無二の彼女は美しい10 (ページ36)

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エネルの元にいるナミを助ける為にセナとルフィは蔓を使い上へと向かう2人の後からウェイバーに乗って追いかけるナミの姿があった

貴女『エネルの姿が…』

ルフィ「消えた…今の内に……船に乗り込んでやるぞセナ！！」

貴女『うん！！』

舟の上にいたエネルの姿が見えなくなると舟へと乗り込もうとしたその時ルフィを潰す様にしてウェイバーに乗ってきたナミが現れた
ブイイイン！！

ドカーン！！
ルフィ「ぎゃあ！！」

貴女『えっ！！？ナミ！！無事だったのね！！』

ナミ「セナ！！ルフィ！！」

ルフィ「え！！？ナミ！！お前なんでここにいるんだ！？」

ナミ「セナとあんたを迎えに来たのよ！！」

貴女『良かった…ウソップもサンジも無事なのね
……え………何……あれ…』

セナの指す方をルフィとナミは振り向くとその先にあったのは黒い雷雲が巨大な球体の形へと変わっていった

ナミ「アレはやばいわ！！雷雲の中はもの凄い気流と＂幕放電＂の巣窟…！！！」

貴女『エンジェル島の…真上よ…！！』

幕放電はエンジェル島へとそのまま落ちて行くと【バリバリッ！！！】雷が襲い掛かり島は跡形も無くなっていた

ナミ「セナ！！ルフィ！！兎に角乗って！！！
ここ降りましょう！！皆は先に船に向かってるの！！！私達も早く行かなきゃ」

ルフィ「だめだ」

ナミ「だめって……何がよ！！何言ってんの！！？」

貴女『ナミを助けなくて良くなっても私達にはまだここに用事があるの』

ナミ「用事！？こんな所に何の用があるの
ルフィ！！あんたセナと一緒にエネルに仕返しでもするつもり！！？」

ルフィ「この空に＂黄金の鐘＂があるんだ！！！」

ナミ「黄金って…そんなの…黄金はもういいの！！！命の方が先決でしょ！！あれ見て！！あんたにいくら雷が効かなくても！！あいつにはそれ以外の全てを壊す力があるのよ！！
一緒に行くセナが一番危険すぎるわ！！
黄金なら…ほらアンタの手にくっついているじゃない！！＂黄金の鐘＂は諦めなさい！！殺されるわ！！」

ルフィ「死ぬもんか」

貴女『死なないわ』

ナミ「いい加減にしてよ！！セナの身に…」

ルフィ「お前も見ただろ！！！」

ナミ「何をよ…」

ルフィ「＂黄金郷＂はあったじゃねェか！！！」

ナミ「え……」