【ONE PIECE】唯一無二の彼女は美しい10 (ページ17)

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靴の裏に貝(ダイアル)が着いており上へと高く飛ぶゲダツを見上げるセナ

貴女『あんな高く！！？』

ゲダツ「女一人！！
手間取る事もない！！！」
モクモク

ゲダツは両手から雲を出すと雲の塊を投げる

ビュン！！
ゲダツ「＂沼雲バーガー＂！！」

貴女『手からも何か出てきた！！』

ゲダツ「重量は＂雲＂性質は＂沼＂！！！
触れて助かる道はなし！！！」

「ゲダツ様違…！！こっちは私で！！！メ〜〜〜…！！」

スボッ！！
セナに向けて投げるかと思いきやうっかり味方の方へ投げてしまい沼雲は味方の頭を覆った

貴女『！！？』

バフバフ
「………！！」

貴女『(あれ……取れないんだ…持ち上げたくても沼みたいに突き抜ける…！！)』

沼雲を叩き取り外そうと悶えていると徐々に倒れてしまった

貴女『(取ろうとしても踠けばそれだけ中に引き摺り込まれる)あっ！！！』

ゲダツ「そっちか！！！＂沼雲バーガー＂！！！」
グオオオッ！！

貴女『！！』

ボフッ！！

セナは沼雲を避けると沼雲に呑まれていた敵の足を引っ張り出して乱雑な心臓マッサージをする

ズルズル…

貴女『しっかりして！！ねぇ！！息をしてお願い！！』

ゴォン！！
「べほっ！！」

貴女『よかった生きてた！！大丈夫！！？』

「ハァ…ハァ…アンタ命の恩人だぜ……メ〜〜！！ゲホッ！！」

ゲダツ「敵に命を救われるとは情けなし！！」

「何たるいいぐさ……許さぬ！！！
もう貴様には仕えられぬ！！！」

貴女『無茶しないで！！』

「ありがたい！！
＂斬撃貝(アックスダイアル)＂のエジキにしてくれる！！メ〜〜〜！！！」

セナとゲダツに仕えていた男はゲダツの方を向き直し構える

ゲダツ「よかろう……＂ジェットパンチ＂！！！」

貴女『危ない！！』
グイッ！！

「っ！！？」

ボン！！

セナは気絶した男を抱えて避けると爆風が起こった
ゲダツの右肘には貝(ダイアル)が着いておりそこから爆風が起きたのだ

貴女『相手は私よ！！』

セナはゲダツに仕えていた男を後ろへと軽く押してゲダツの方へ向き構え直す

ゲダツ「なかなか威勢のいい女だ
＂ジェットパンチ＂！！！」

貴女『！！』