【ONE PIECE】唯一無二の彼女は美しい10 (ページ34)

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セナは扇で雷を払い除けながら近づいて行き蹴りを入れる

ガッ！！
エネル「っ！！？」

ズズウゥ…
セナの足はエネルの下腹部に当たり後ろへと下がるエネルは棒を構え太鼓を鳴らす

ドドンッ

エネル「少し大人しくしていればいいものを！！」

バリバリ…！！

貴女『っ！？』

エネル「＂神の…裁き(エルトール)＂！！！」

ドォン！！

貴女『あっ！！』

雷はセナへと放たれるとセナはギリギリ避けるも雷の勢いがセナを襲い舟の外へと吹き飛ばす

ゴゴゴォ！！

ナミ「セナ！！」

ｳｿｯﾌﾟ「なっ！？セナ！！！」

セナは吹き飛ばされそのまま下へと落ちていく

貴女『ディアン…あなたは私に何を託してくれたの……私に何か出来るの…？』

何かが掴めそうだったセナは落ちて行くにも関わらず思い出そうと目を閉じる

____「セナなら出来るよ」____

目を閉じめ思い出そうとしていると優しい声が聞こえたのと同時に下の方からルフィの声が聞こえた

ルフィ「セナ！！？」

貴女『ルフィ！？』
ガシッ！！

落ちてくるセナを片手で受け止めたルフィはゆっくりとセナを下ろす

貴女『ありがとうルフィ』

ルフィ「危なかったな…」

貴女『ピエールとあの子は？』

ルフィ「アイサだ」

貴女『そう…ロビン達がいない』

アイサ「もう上に登ったんだよ！！」

ルフィ「そうかロビンが…よしセナ行こう！！」

貴女『うん！！』

金の塊を腕にしてルフィと共に蔓の方へと向かおうとするとアイサは動かなかった

ルフィ「アイサ？」

アイサ「ルフィ！！お姉さん！！
空島…失くなるの……！！？」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

貴女『……』

ルフィ「……」

アイサは涙を流しながらセナとルフィを見ると急いで蔓のある方へと急いで行くとロビン達の姿に気づくとルフィはアイサとピエールをロビンの方へ投げる

ルフィ「ロビ〜〜ン！！」

ひゅーっ！！
アイサ「うわーっ！！」

ロビン「え！？」

貴女『その子達お願い！！」

ロビンは能力を使いアイサとピエールを受け止めると蔓を登っているセナとルフィの方を向く

ロビン「セナ、ルフィ」

ルフィ「ロビン！！この蔓のてっぺんに＂黄金の鐘＂があるんだな！！？」

貴女『エネルはその鐘を狙っているのね！！？』

ロビン「それは……＂鐘楼＂があるとすれば……そこしかないわ……だけどもう…」

ルフィ「行くぞセナ！！」

貴女『ええ！！』

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