【ONE PIECE】唯一無二の彼女は美しい10 (ページ31)

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セナはゆっくりと目を開くとナミが目の前にいた

貴女『ナミ？』

ナミ「っ！！？セナ！！良かった！！」

セナが目を覚ました事に気づくとナミはセナを強く抱きしめ涙を流す

貴女『ごめん……ねぇ…ディアン…は？』

ナミ「ディアン？誰？」

貴女『あ…エネルと一緒にいた男性…』

ナミ「分からないわ…姿が見えないのよ」

貴女『そんな………ルフィ！？』

ディアンの姿を探しているとセナは船に乗っている事に、そしてエネルとルフィが戦っていた

近くに落ちていたルフィの帽子を拾いルフィの方へ駆け寄ろうとするとルフィの片腕には大きな金の塊が付いていた

ルフィ「あ…熱イ〜〜っ！！！」

貴女『ルフィ！！」

エネル「ガバ……ハァ！！…ハァ…ヤハハハハハ…」

ルフィ「何を…あァっ！！抜けねェ！！！
抜け………！！え…え！！？」

エネル「……ハァ…青海のゴム人間…何も無理に私がお前と…勝負する必要などないのだ…」

ルフィ「外せエ！！この野郎！！」

エネル「またお前に手を出して…噛み付かれては敵わんからな、このまま別れようじゃないかこの金塊は……貴様の善戦を称えくれてやる……！！」
ガン！！

ルフィ「うわっ！！わ！！わわわわァ！！んぎぎぎぎ！！」

ルフィの腕に付いている金塊を船の外へと蹴り飛ばすと金塊の重さに引っ張られ耐えるルフィ

貴女『あっルフィ！！』

エネル「貴様さえ封じてしまえば……また元通り…私の天下だ！！！私に敵う者などこの世にいなくなる！！」

ルフィ「この世にだと…！！？」

エネル「！」

ルフィ「……！！そんなもん！！いくらでもいるぞ！！
下の海には……もっと怪物みてェな奴らがうじゃうじゃいるんだ！！！お前なんか」

エネル「口の減らん小僧だ…」

タンッ…
ルフィ「！！！」

ルフィは落ちない様に耐えているとエネルに蹴り飛ばされ船の外へと引っ張られ落ちて行くルフィ
セナとナミは身を乗り出してルフィの名前を叫ぶとピエールとアイサの姿が見えた

貴女『あれはピエール！！』

ナミ「それにアイサ！！」

エネル「………アレか……
さっきからコソコソしていた＂声＂の正体は」

ルフィ「畜生ォ〜っ！！！勝負しろォ〜〜つ！！」

アイサ「ルフィ今助ける！！」

エネル「忌々しい！！全て無駄な事…！！」
バリバリ…

貴女『危ない！！』

ナミ「避けて！！」

ルフィ「エネル〜！！！」

エネル「＂神の裁き(エル・トール)＂！！」

ドッゴォォ…ン！！