【ONE PIECE】唯一無二の彼女は美しい9 (ページ4)

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船は一時
謎の土地ジャヤを目指す

ゾロ「まだか？ウソップ」

ｳｿｯﾌﾟ「ああまだ見えねェな」

見張り台に登り双眼鏡で島がないか確認しているウソップ

ゾロ「そんなに遠くねェんだろ？
あのサル男が＂ナワバリ＂っつってたくらいだ」

ナミ「ええ気候もさっきからずっと安定してるから
おそらくもうジャヤの気候海域にはいるのよ」

ルフィは船首に寝転がりその隣に座っているセナ
セナとチョッパーは上に飛んでいるカモメを眺めていた

ルフィ「ジャヤはきっと＂春島＂だな」

貴女『ポカポカしてて気持ちいわね』

ﾁｮｯﾊﾟｰ「春はいい気候だなカモメも気持ちよさそうだ」

ボトボト…！！
3羽ほど船の上に落ちて来たカモメに驚きセナとチョッパーは急いで駆け寄る

ﾁｮｯﾊﾟｰ「っあああああああ！！！
撃たれた〜〜〜！！！」

貴女『2羽即死！？うそ…』

ｳｿｯﾌﾟ「う……撃たれたってお前……！！
銃声なんて聞こえてねェぞ！！」

ﾁｮｯﾊﾟｰ「ほら銃弾！！
飛んでた角度から見ても船の正面からだ！！」

貴女『船の…正面…』

ナミ「まだ見えてもいない島から狙撃を？
チョッパーそれは無理よ」

ﾁｮｯﾊﾟｰ「だって俺もセナもずっと見てたんだ」

ｳｿｯﾌﾟ「ハハ…そりゃどんな＂視力＂でどんな＂銃＂でどんな＂腕前＂の狙撃手だよ
どっかで撃たれて偶然今落ちたのさ」

貴女『… ここは＂偉大なる航路(グランドライン)＂
疑うべきものはむしろ頭の中にある＂常識＂の方……いるかもしれないね……』

屋根の上に乗り銃を持っている1人の男

「……可哀想に苦しかったろう……
＿＿＿＿一羽即死させてやれなかった
だがそれもまた＂巡り合わせ＂
お前の日々の行いの賜物なのである」