【ONE PIECE】唯一無二の彼女は美しい9 (ページ25)

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船の事は問題解決したが＂突き上げる海流(ノックアップストリーム)＂と＂積帝雲＂のタイミングの方が心配だった

ナミ「そもそも…そうよ！！
私達がこの島に滞在してられる時間はせいぜい後一日よ
それを過ぎたらもう記録指針(ログポース)はこの次の方角を指し始めるわ」

ｳｿｯﾌﾟ「だよなー！！だよなー！！間に合わねェよ
なァおっさん！！予言者じゃあるまいしと思うが
次に＂突き上げる海流(ノックアップストリーム)＂の上空に偶然＂積帝雲＂が重なるであろうって日は約何日後？いやいや…何ヶ月後？いや何年後になるかなァ！？」

ｸﾘｹｯﾄ「明日の昼だな行くならしっかり準備しろ」

ｳｿｯﾌﾟ「間に合うじゃねェかァ〜〜！！！！」

ｸﾘｹｯﾄ「何だそんなにイヤならやめちまえ」

ｳｿｯﾌﾟ「……！！ウ…ウソ(・・)だろ！！！」

ｸﾘｹｯﾄ「ア！？」

ｳｿｯﾌﾟ「だいたい可笑しいぜ！！今日初めて会ってよ！！親切すぎやしねェか！！？それによ！！」

貴女『ウソップ？』

ルフィ「おいウソップ！！」

ｳｿｯﾌﾟ「おめェは黙ってろ！！！
＂空島＂なんてよ…！！伝説級に不確かな場所に行く絶好の機会が…！！明日だと！！？
その為に船の強化や進航の補助をしてくれる！！？
話がウマ過ぎるぜ！！一体何を企んでやがるんだ！！！
おまえは「ウソつきノーランド」の子孫だもんなァ！！！信用出来ねェ！！」

ガチャ！！
マシラ「おっさーーん！！メシの支度が出来たぜーー！！
今日のは各別だぜ！！！」

ｼｮｳｼﾞｮｳ「コイツスゲー料理うめーんだ！！
ハラハラするぜ！！」

サンジ「だから一流コックだっつってんだろ
セナちゃーん！！ナミさーん！！ごはんでき…ん？」

沈黙が続きウソップは拳を構え少し焦る

ｳｿｯﾌﾟ「何だよ…やんのか！！？」

ｸﾘｹｯﾄ「マシラのアイツのナワバリで日中＂夜＂を確認した次の日には南の空に＂積帝雲＂が現れる
月に5回の周期から見て＂突き上げる海流(ノックアップストリーム)＂の活動もおそらく明日だ
そいつもここから南の地点で起こる
100％とは言い切れんがそれらが明日重なる確率は高い
俺はお前らみたいなバカに会えて嬉しいんだ
しぁ一緒にメシを食おう今日は家(ウチ)でゆっくりしてけよ同志よ」

ｳｿｯﾌﾟ「！！！」

貴女『ふふふ』

ルフィ「しし！！」