【ONE PIECE】唯一無二の彼女は美しい (ページ36)

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次に向かう所を決めるとコビーは椅子から降りた

コビー「ゾロさんっ！！あなたまで！！」

ゾロ「別にお前は行かねェんだろ？」

コビー「えっ…行かないけど…
心配なんですよ！！いけませんか！？
だってセナさんとルフィさんと僕は付き合いは短いけど…友達だから！！…ですよね…」

コビーはそう言いセナとルフィの方をして言った

ルフィ「ああ、別れちゃうけどな、ずっと友達だ」

貴女『うん、ずっと友達だよ』

セナとルフィの言葉にコビーは照れ臭そうに俯いて笑う

コビー「僕は…小さい頃からろくに友達なんていなくて
…ましてや、僕のために戦ってくれる人なんて絶対いませんでした…何より僕が戦おうとしなかったから…

だけど、あなた達三人には……！！
自分の信念に生きる事を教わりました！！
僕も小さい時からの夢を叶える事にしました！
海軍に入りたいんです！！」

ゾロ「人の心配よりお前こそ大丈夫なのかよ」

コビー「え？」

ゾロ「雑用でもアルビダの海賊船(・・・)に2年居たのは事実なんだろ
海軍の情報力をみくびるな
その事実が知れたら入隊なんてできねぇぜ」

コビー「そ…そう言えば…」

コビーが言葉を失うと海兵が店に入って来た

「失礼！」

貴女『…』

「君らが海賊だと言うのは本当かね…」

ルフィ「ああ、これで三人になったし
今、海賊団になったばかりだ」

「我々の基地とこの町をモーガンから救ってくれた事には一同感謝している
…しかし君らが海賊だとわかった以上海軍の名において黙っている訳にはいかない
即刻っ！この町を立ち去ってもらおう
せめてもの義理を通して本部への連絡はさける」

海兵がそう言うと外にいた人達が怒鳴りだした

「何だっそのいいぐさは！！」
「お前達だってモーガンに押さえ付けられてビクビクしてたじゃねェか！！」
「その人達は私達の命の恩人だわ！！」
「そうだそうだ！！！」

ルフィ「じゃっ行くか
おばちゃんごちそうさま」

貴女『ごちそうさまでした』

セナとルフィがそう言い立つとリカが少し悲しそうか表情をしていた

「もう行っちゃうの…お姉ちゃん達…」

ルフィ「ああ」

貴女『傷の手当てありがとうね』