【ONE PIECE】唯一無二の彼女は美しい (ページ48)

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第11話敗走ページ48

ゾロによってバラバラに斬られたバギー

ゾロ「……何て手ごたえのねェ奴だ…」

「「「へっへっへっへ…」」」

しかしバギー一味達は船長が殺されたにも関わらず不気味な笑い声を出していた

ルフィ「おいゾロ！早くこっから出してくれ」

ゾロ「！ああ」

そう言いゾロはルフィの方へ歩くしかしセナはルフィの方へは行かず疑問に思っていた

貴女『(何で？…笑える状況じゃない筈よね？)』

ナミ「(どうなってんのこの一味
船長が殺されたのに笑っているなんて…)」

ゾロ「こりゃ鍵がなきゃ開かねェぞ
この鉄格子は流石に斬れねェしな」

ルフィ「そうか」

「「「へっへっへっへ！！！」」」
「「「あーっはっはっはっは！！！」」」

さっきよりも声の大きさが上がる

ゾロ「何がそんなにおかしい！！大人しくこの檻の鍵を渡せ！！俺はお前らと戦う気はない！！」

ルフィ「……？おっかしな奴らだなァ…」

セナは少しその場から離れてルフィ達の所に行こうと少し動いた瞬間セナの真横に何が通った

スッ…！
貴女『…え……』

頰に少し痛みがあり、何がセナの後ろへ向かって行ったので振り返ると

ドスッ！
ゾロ「！！」

貴女『ゾロっ！！！？』

ルフィ「！！？…ゾロっ！！？」

ナミ「！？……何あの手！！！」

短剣を持った手はゾロの左側腹部を指していた

「「「ぎゃっはっはっはっはっは！！」」」

ゾロ「くそっ！！何だこりゃあ一体…！！！」

ゾロは短剣を持った手を勢いで引き抜き捨てると手は浮いていた

貴女『手が…浮いているっ！！！？』

ゾロは左側腹部を抑え刀を構えるとゾロの背後にバラバラにされたバギーがいた

バギー「バラバラの実……！！！」

ゾロ「！？」

バラバラになっていた身体はくっつき元に戻った

バギー「それが俺の食った悪魔の実の名だ！！！俺は斬っても斬れないバラバラ人間なのされ！！」

ナミ「…体がくっついた…
悪魔の実なんてただの噂だと思ってた！！」

ゾロ「………！！」

貴女『っ！！』

ルフィ「バラバラ人間って
あいつバケモノかっ！！」←ゴム人間

セナはゾロの所へ行き布で傷口を抑え包帯を出して応急処置をした

ゾロ「悪いな…セナ…」

貴女『喋らないで…じっとして
(バラバラになるならこっちには勝ち目なんか無い……油断した…悪魔の実を食べたって聞いていたはずなのに…)』