【ONE PIECE】唯一無二の彼女は美しい (ページ21)

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海軍基地前

ルフィ「よしここだな」

コビー「とうとう来たんだ
ここでお別れですねセナさんルフィさん…短い間でしたが…」

コビーは泣きながらそう言うとルフィは聞かず塀をよじ登って行った

コビー「あールフィさん！！いきなりなんて事を！！」

ルフィ「どこだぁー魔獣は」

コビー「こんな所にいませんよ…きっと奥の独房とか…」

ルフィ「いたっ！！行くぞセナ！！」

貴女『えっ本当っ！！』

ルフィは塀から降りてセナの手をしっかりと握り締め走って行くと「ちょっ！ルフィさん！！セナさん！！まっ待ってくださいよ！！」とコビーも後から走って行く

少し移動しルフィとセナは塀を登りある人影が目に入った

貴女『もしかして、あの人？』

コビー「もーセナさんまで
いるわけ無いですよ……っ！！」

コビーはセナの隣へ行き恐る恐る顔を出して見てみると、1人磔にされている人がいた

コビー「(黒い手拭いに腹巻…間違いないロロノア・ゾロだ)」

セナはコビーの反応を見て＂ゾロ＂だと確信した

貴女『あの人が……
あの縄ほどいたら簡単に逃がせるよね』

ルフィ「そうだな」

セナとルフィはそう言いながら笑っていたらコビーは大声をあげる

コビー「ばっバカな事言わないでくださいよ
あんな奴逃したらどうなるか！！ルフィさんとセナさんだって殺されちゃいますよ！！」

貴女『大丈夫大丈夫！！私こう見えて強いのよ！』

ルフィ「大丈夫だって
俺セナを守れるくらい強いから！！」

コビー「(もおー！！この人達はっ！！)」

セナとルフィは自信満々に言うとコビーは顔を青ざめ涙を流していた

ゾロ「おいお前ら」

『「ん？」』
コビー「ひぃーーー！！！」

ゾロ「目障りだ、失せろ」ｷﾞﾛ

ゾロが睨むとコビーは悲鳴を上げる

コビー「セナさんルフィさん、あんな奴仲間にしたら命がいくつあっても…」

コビーが声を震わせながらセナとルフィに言っているその時「ガコン」と音がした
音のした方を見てみるとコビー横にハシゴが立てられ、そして女の子が登って来た