が ページ6
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トントン
「誰だろ、」
ジョングクさんの部屋にジョングクさんがノックするわけないよなと独り言を呟きながらジミンさんがドアを開ける。
「っお、おぉ。」
「ユンギヒョン!」
出てきたのがジミンさんだったことに驚いたユンギさんは、状況を把握して部屋に入ってきた。
「考えてること一緒だったか。」
「ユンギヒョンも?」
そこまでユンギさんと話したことないから、どうもって頭を下げた。返事は“おう”だった。
「あいついるとろくに話せないからな。」
お前帰れよ。ジミンさんに向かって言う。強い口調だけどこれが平常運転なのかな。ジミンさんまったく動じてない。
「Aちゃんが怖がってるからダメ。」
「は?怖がってねぇだろ。な?」
「あ、え、あっ、はい。」
「怖がってるじゃん!」
急に話が振られてびっくりした。怖がってるわけじゃないけど、話しずらいのは確かだ。
「......、怖いか?」
「いえ、可愛いです。」
急に上目遣いとかして首とか傾げて。あんなに強かったのに急に弱くなるから無意識で可愛いと言ってしまった。それに対して可愛くねぇって怒ってるけど、それも可愛いですユンギさん。
「ちょっと話があるんだけど...、いいか?」
「は、はい。」
私が怖がってると思ったのか、ひとつひとつ許可をとる。
「コンビニのバイト、続けるのか?」
「え?」
予測もしてない話で思考が追いつかない。
「寝てないんだろ?よく。」
寝てない、と言われれば寝てないのかもしれない。せいぜいバイトが終わって学校が始まるまでの2時間ぐらいだ。でも何年も続けていれば、慣れてしまった。
「深夜のバイトじゃないやつ、やらないか?」
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ルル - 続きお願いします! (2022年8月18日 13時) (レス) @page15 id: 878ac2fc15 (このIDを非表示/違反報告)
noooooon24(プロフ) - 続きどうかよろしかお願いします、! (2022年1月31日 21時) (レス) @page15 id: 8c9cc794ae (このIDを非表示/違反報告)
あやの(プロフ) - 更新楽しみにしてます! (2020年5月14日 21時) (レス) id: 074f6f6456 (このIDを非表示/違反報告)
らむね(プロフ) - お元気でしょうか??更新待ってます( ^_^)/~~~ (2020年2月16日 3時) (レス) id: f4ee543ac5 (このIDを非表示/違反報告)
ひよこ - めっちゃおもしろくて、この物語大好きです!更新楽しみにしています!!! (2019年12月20日 23時) (レス) id: 2c1b0e873d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:hannah | 作成日時:2019年6月2日 0時