ら ページ33
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「よく寝れた？」
起き上がって、んーと背伸びをした彼が問う。
「ね、今何時？」
「っ7時、です。」
「朝か...、おはよ。」
「お、おはようございますっ。」
ベッドサイドに私の携帯が充電してあって。昨日電池切れたのに。寝てる間にさしてくれたのかな。
「シャワー浴びてくる。朝ごはん何がいいか決めといて。」
出前の紙をおいて部屋を出ていく後ろ姿を見つめることしかできなかった。
「なに、あれ......。」
スマートすぎてびっくり。あんなに後ろ姿がかっこいいと思ったのもはじめてだ。
渡された出前の候補は私が知っている出前ではなかった。キムチチャーハンとかチキンとか、出前の王道なものじゃなくて。breakfast。英語で言ったほうが雰囲気が伝わるんじゃないかと思うような、ホテルの朝食のようなメニュー。こんな出前やってるお店なんてあるんだ。知らなかった。
元々食事は基本、賞味期限が切れたお弁当とかパンとかだったから、最後に出前を取ったのは両親がいるときでその時代とは違うのかもしれないけど。
「決まった？」
顔を上げた先には上半身裸で髪が濡れたチョンジョングクさんが立っていて。
昨日からいろいろ起きすぎて私のキャパ超えた。ちょっと、私が見てはいけない神々しい者が。私に向かって微笑みかけている。
「あっ、わ、え......、」
上手く反応できてない私を見て、どうしたの？と笑う。どうしたのじゃないよね。かっこよすぎて貧血になりそう。
「ふ、ふくっ、服......っ！！」
「服？あー、服ね。ごめんごめん。」
どこからか出てきたTシャツをバサッと着る。凄い筋肉だな…って、しっかり見ちゃってる私。
「で、何食べたい？」
「えっと...、じゃあこれで...。」
決めてなかったからぱっと目についたパンケーキを指さしたら、可愛いねって微笑まれた。
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ルル - 縦読みになってる〜〜！！！ (2022年8月18日 3時) (
レス) id: 878ac2fc15 (このIDを非表示/違反報告)
hannah(プロフ) - ミクさん» ありがとうございます！ごめんなさい、手違いでこっちのお話が保存出来ていなかったので一時的にパスワードをかけさせていただきました。もう読めるようになっていると思いますのでぜひ足を運んでみてください！ (2019年4月3日 11時) (レス) id: 3ade158092 (このIDを非表示/違反報告)
ミク(プロフ) - いつも読んでます！すみませんが、パスワード教えて頂いても宜しいでしょうか？ (2019年4月3日 11時) (レス) id: e9a654bf9f (このIDを非表示/違反報告)
hannah(プロフ) - catablackさん» ありがとうございます！！それだけで頑張れます！！ (2019年3月18日 2時) (レス) id: 3ade158092 (このIDを非表示/違反報告)
hannah(プロフ) - らむねさん» 1日に何回も！！それは大変だ、基本2日に1回、2話ずつのペースになっているから…！話はある程度できてるのでできるだけ更新できるように頑張ります！！ちなみに更新は深夜が多いです。笑 (2019年3月18日 2時) (レス) id: 3ade158092 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：hannah
| 作成日時：2019年2月26日 23時
