紅一点は元末っ子 ９

・ ページ30

・

　

　

渡辺「こっから、もう……最後の試練、いきます」


佐久間「え？」


『なに？』


渡辺「布団に入って頂き、尚且つ消灯します」


深澤「消灯します？」


渡辺「はい」


『電気消しちゃうの？』


渡辺「はい」


『それは無理じゃん』


渡辺「そっから約2〜30分くらい…」


深澤「じゃあ例えば時間になってさ、」


渡辺「時間になって、もし寝ちゃってたらもう誰も起こしてくれないです」


阿部「なるほど」


渡辺「もう6時前なんで」


深澤「あらら、」


渡辺「6時20分くらい…」


『20分ちょっとだね』


渡辺「もうすぐに消灯するんで」


『あ、てかさ、私どこ行けばいい？』


阿部「そうだよ、布団3枚3枚だもんね」


宮舘「どっちか4人だね」


岩本「A入れて4人か」


深澤「机のこっち4人と、そっち3人でいいんじゃない？」


阿部「大丈夫？」


『うん、大丈夫』


　


『よし、じゃあ』


佐久間「20分後」


渡辺「20分後に」


深澤「また会おうね」


佐久間「一緒に日の出見ような」


『見る、絶対見る』


岩本「約束な」


渡辺「さようなら」


「「「おやすみ〜」」」


　


　

・→←・

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す