紅一点は元末っ子 ７

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［そんな彼女の本音を聞いてみた。］


　


『やっぱり何度も辞めたいと思いましたね…

でも私は本当にジャニーさんにお世話になったんです。迷惑も心配もたくさんさせてしまったのでやっぱり何度考えても辞めるって決断は出来ませんでした。

頑張り続ければデビュー出来るって信じて頑張り続けました。でもその努力を見てくれる人が少ないのが現実なんですよね。

Snow Manに加入することになって生活の全てが変わりました。1番変わったのは守る仲間が出来て、守ってくれる仲間がいることです。メンバーが何がなんでも守るって言ってくれて、その言葉通り色々なことから守ってくれたんです。

3人が加入することになったとき、次は私が守る番だって思いました。お兄ちゃん6人がそうしてくれたように、私は何がなんでも3人を守っていくし、これからはお兄ちゃん6人も守っていきたいです。多分みんなはAに守られてたまるかって言いそうだけど…

私個人のお仕事はSnow Manに繋がるようにしたいですし、舞台やコンサートの演出もSnow Manのために。でもSnow Manためにってことは私のためにもなるから、だから私はSnow Manのために頑張り続けます。』








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［デビューライブのリハーサルが始まったのは去年の3月のことだった。真っ先に行われたのはステージ衣装の打ち合わせ。］


　


渡辺「腰周りに装飾が多い。踊りを見せたいからあんまり付きすぎない方が…」


ラウ「俺も1番それを考えた。」


宮舘「この感じならAの衣装の丈をショートにするのは？」


『え？』


ラウ「いいじゃん！」


向井「ありちゃう？」


阿部「少しだけひらっとさせて足出すのは？」


宮舘「いいね、それ。」


『待って待って、私足出すの？』


岩本「いいんじゃない？」


佐久間「Aは今まで俺らと似たような感じだったし、たまにはいいじゃん！」


『でもあんまり足とか肌とか出したくないんだけど…』


目黒「ジャニーズだからでしょ？」


『まぁ、』


目黒「じゃあ決定だ。」


深澤「だな、そうしよう。」


岩本「え、ふっかと目黒がOK出すの意外。」


深澤「なんでだよっ！」


目黒「俺らにもいろいろあるんすよ、ね、ふっかさん。」


深澤「そうそう。」


宮舘「じゃあそれでお願いします。」


『おーーい、私の意見は？』


渡辺「お前の意見は無視。」


『え、私の衣装じゃないの？』


「「「あははははっ！！」」」


　

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