天使なんです。4 (ページ16)

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雅紀side ページ16

「まぁ…んー…」

「っき…て」

2人に体を揺さぶられて起床…

雅「ごめん、雅のほうが寝ちゃってた…」

お昼寝から起きた後は特に困ることもなく
お散歩行って、ご飯食べて、お風呂に…

あ、お風呂が残ってた…

雅「お風呂入る人？」

潤「ぁーぃ！」

雅「あれ？
翔ちゃんのおててが上がらないぞー？」

翔「…っ」

雅「あ！ちょっと逃げんなって！」

お風呂が嫌いな翔ちゃん
兄貴たちだって入れるのに苦労してるくらいだもんな…

雅「だいじょーぶ
痛くしないよ？」

翔「んっ…やんやぁ」

潤「じゅーも…？」

雅「え？」

潤「じゅーもやぁや？」

雅「お前さんは便乗しなくていいの。笑」

翔「しゃと！」

雅「今いないもん」

翔「かーじゅ！」

雅「ざんねん」

翔「…ふぇぇぇえっ！」

雅「よいしょ…っと」

一旦翔ちゃんを抱き上げてあやすことに専念

雅「じゃあ、智にぃに電話してみる？」

雅「あれ、まだ仕事中とかだったかな？」

翔「ふぇぇえー」

雅「あー、じゃあ和にぃ！
あの人なら確実にでるから！ね？」

『もしもし？お風呂？笑』

雅「え、なんでわかんの？」

『そろそろかかってくるかなー？って思ってたよ。笑』

雅「そうなの！
翔ちゃんお風呂に入らないって泣いてる」

『翔ちゃーん？』

翔「ぁ…かじゅ…」

雅「もしもしって」

『翔ちゃんが頑張ってお風呂はいったら何かご褒美買って帰ろうかな？』

翔「お＠＊び？」

雅「お土産…あ！プレゼントじゃない！？」

翔「ぉぉー！」

『でも、頑張った子にしかあげれないなー
翔ちゃんお風呂頑張れる？』

翔「ん…(頷く)」

『お風呂頑張れる人ー？』

潤「あーい！」

『お！さすが潤くん！
翔ちゃんは？どうかな？』

雅「無言で頷いても電話だから和にぃわかんないよ？笑」

『頑張れる人ー？』

「「あーい！」」

『よーし、じゃあプレゼント待っててね？』

ここは、和にぃのおかげで突破できた…